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Z Venture Capital、300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合」を組成

Z Venture Capital、300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合」を組成

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Z Venture Capital株式会社は2025年1月1日、300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合(以下、ZVC2号)」を組成した。同社はLINEヤフー株式会社の連結子会社であり、「VALUE BEYOND CAPITAL FOR THE FOUNDERS OF THE FUTURE」というビジョンを掲げた日本最大級のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として知られている。

成長分野への積極投資

ZVC2号は、LINEヤフーが注力する「メディア」「コマース」「フィンテック」「AI」のほか、「宇宙技術」や「ロボティクス」などのDeepTech領域への投資を強化する。これらの分野は急速な成長が見込まれており、ZVCはそれを見据えた戦略的な資金配分を行う。

前回のZVC1号に続き、シードステージからレイターステージまで、幅広い成長段階にあるスタートアップへの投資を実施。さらに、日本、韓国、米国の拠点を中心に、グローバル市場における投資活動を加速させる方針だ。

日本最大級のCVCとしての存在感

ZVCは、2012年の設立以来、スタートアップの成長を支援するために多岐にわたる投資を実施してきた。その背景には、LINEヤフーグループとの強力なシナジーが存在する。ZVCは資金提供だけでなく、グループ内のリソースを活用した事業支援を通じて、投資先企業の成長を後押しする。300億円という規模を誇るZVC2号の組成は、同社がさらに幅広い分野で活躍するスタートアップを支援し、次世代のイノベーション創出を目指していることを物語っている。

ZVC 代表取締役CEOのIn Joon Hwang氏は「本ファンドでは、LINEヤフーの中心事業を基盤にしつつ、AIやDeepTech領域への投資を強化します。また、宇宙産業やロボティクスなど新しい分野にも挑戦し、スタートアップの成長を包括的に支援していきたいと考えています」と述べている。

加えて、地域ごとの強みを活かした支援体制を整備することで、グローバルなスタートアップエコシステムの発展に寄与する意向を示した。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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