住友生命×茨城県鹿嶋市×PREVENT | 包括連携協定を締結し、ウェルビーイング向上に資する共創型プロジェクトを開始
住友生命保険相互会社は、医療データ解析、生活習慣病の重症化予防支援事業等を展開する株式会社PREVENT、茨城県鹿嶋市と、2021年11月10日、鹿嶋市民のウェルビーイングの実現(※1)を目的とした包括連携協定を締結した。
また、同協定に基づく取組みの第一弾として「一人ひとりの『よりよく生きる』を応援するプログラム」の開発に向けた取組みをスタートするほか、鹿嶋市の発展に資する取組みを今後検討していくという。
※1 同協定においてウェルビーイングとは、「市民一人ひとりが、自分の心身及び社会的な状況に満足している状態を維持しながら、人生を意欲的に、よりよく生きること」と定義している。
▲上写真:同プログラムのイメージ
同協定締結の背景
鹿嶋市では、次期総合計画を策定するにあたり、「Colorful Stage KASHIMA」を市の将来像として掲げ、人生100年時代において市民一人ひとりが鮮やかに生きる“まち”の実現を目指している。また、地域としての「医師不足」、個人としての「生活習慣病リスクの高まり」を解決すべく、「医療の不足を補完する、市民が自分でコントロールできる健康の実現」に取り組もうとしているという。
「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング」に貢献することで「なくてはならない」生命保険会社を目指す住友生命は、鹿嶋市の掲げるビジョンに共感し、一病息災(※2)を掲げるPREVENTとともに1年半に亘る協議を重ね、鹿嶋市の未来のまちを三者で共創する同協定を締結する運びとなった。取組みの第一弾として、住友生命は健康増進型保険“住友生命「Vitality」”の健康プログラムを、PREVENTは医療データ解析「Myscope」および生活習慣改善支援サービス「Mystar」を活用し、「一人ひとりの『よりよく生きる』を応援する」新しい官民連携プログラムの開発をスタートする。まずは、2021年度中に鹿嶋市役所職員等を対象にした実証事業を実施し、その結果を踏まえて、鹿嶋市民や市内企業等への展開を検討するほか、全国の自治体への展開も目指すという。
※2 病気の一つや二つを抱えながらも、うまく付き合いながら、より健やかな人生を過ごしていくことを表すPREVENTのコーポレートメッセージ。
同プログラムの概要
対象者の健康診断結果・レセプトデータ等をもとに「Myscope」で対象者のリスクを分析し、その結果に応じて、生活習慣改善支援プログラム「Mystar」とVitality健康プログラム(体験版)のいずれかを提供。
各プログラムの詳細
■Myscope(医療データ解析) 提供元:PREVENT
PREVENTの生活習慣病重症化リスク予測モデルを用いることで、レセプトデータならびに健康診断データから、個々人の5年以内の重症化イベント発生率(※3)を算出し、8段階で評価できる。
※3 脳血管疾患または虚血性心疾患の新規発症もしくは、高血圧、脂質異常症、糖尿病の新規治療開始。
■Mystar(生活習慣改善支援プログラム) 提供元:PREVENT
専属の医療専門職が、生活習慣の客観的評価やヒアリングを行い、一人ひとりに合わせた最適な健康づくりプランを提案し生活習慣改善を6か月間サポートするプログラム。
プログラムの参加者は、スマートフォンアプリやウェアラブル端末等を活用し、日々の身体活動量や塩分摂取量などを記録。各記録は、専属の医療専門職に共有され、チャットや2週間に一度の電話面談を介して行動変容に関するサポートを受けれる。
健康づくり支援をワンストップで受けることを通じて生活習慣病のリスク低減を図る。
■Vitality健康プログラム(体験版) 提供元:住友生命
Vitality健康プログラムのうち一部(アクティブチャレンジ)を期間限定で体験するプログラム。
アクティブチャレンジでは、1週間ごとに設定される目標ポイントを達成することで、特典(ドリンクチケット等)を必ず獲得でき、楽しみながら運動習慣を身につけることで、健康増進につなげることを企図しているという。
ご利用にあたり、生命保険契約の締結は不要。
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