“失われた30年”を乗り越え100の産業を生む――「新産業共創スタジオ」の目指す未来とは？

地域中小企業が鉄道業界の悲願「ホームと車両の段差解消」に挑む | JR西日本×小松製作所 

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鈴木　知美

田上 知美

Ayuko Nakamura

赤松 剛

松尾　真由子

眞田幸剛 | eiicon lab 編集長

眞田幸剛 | TOMORUBA編集長

「共創により100個の新産業を生み出す」ことを目標とし、2019年7月に「新産業共創スタジオ（INDUSTRY-UP STUDIO）」  をスタートしたSUNDRED株式会社。企業起点ではなく、社会起点・生活者起点で実現すべき未来を定義し、「個社」ではなく目的志向で集う多様なステークホルダーとの共創による新産業の創出を目指している。既に「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」など、10個ほどのプロジェクトが動き始めているそうだ。また、2020年2月12日には『INDUSTRY-UP DAY 2020 SPRING』と題し、これまでの活動の集大成ともいえる

SUNDRED株式会社

留目 真伸

100の新産業を共創する「新産業共創スタジオ」始動！
ユビキタスヘルスケア、フィッシュファーム、ハピネスキャピタル、ビューティインテグレーション、リジェネレーティブフード産業等のプロジェクトを推進中。

12つの新産業共創プロジェクトテーマが動いています。

【政府機関との動き】経済産業省関東経済産業局とSUNDREDが共同で新産業共創のエコシステム構築に着手 インタープレナーを軸に新産業の創出を目指す

社会起点で越境し価値創造するインタープレナー人材の開発および、570名を超えるコミュニティを運営

新規事業ではなく「新産業」産業レベルで共創したいパートナー募集！
ユビキタスヘルスケア、フィッシュファーム、ハピネスキャピタル、プレコンセプションケア、フライングロボティクス、セルフデベロップメント産業等のプロジェクトを推進中。

<p>「新産業のアクセラレーター」として、「100個の新産業の共創」に取り組んでいます。 アカデミアでの研究とプロジェクトの実践を通じて独自開発した6ステップの新産業共創プロセスに基づき、社会起点で「新しい目的（新産業テーマ）」を定義し、様々なステークホルダーとの「新しい関係性」の構築を通て新産業を共創していく「新産業共創スタジオ」を運営しています。 個社の事業ではなく、共創を前提とした新産業にフォーカスした事業共創のプラットフォーム、アクセラレータです。</p>

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早瀬　信行

Yoko Yoshida

車いす利用者のアクセシビリティをどう改善するかは、鉄道業界全体の長年の課題と言える。駅構内やホームのバリアフリーは進んだが、車両とホームの間の段差については、いまだに「駅員を呼んで板を渡してもらう」というアナログな対応が続く。――その課題をオープンイノベーションで解決しようと行動を起こしたのが、JR西日本だ。今回、JR西日本は経済産業省・関東経済産業局の「対話重視型マッチング」を利用し、2018年に『車いすでの車両乗降時の段差・隙間の解消』コンテストを開催。長野県の中小企業・小松製作所の提案が採用された。スピーディーに「ホームと車両の段差解消機構」の試作1号機の開発が行われ、現在では2号機が完