鈴木希望
感性AI株式会社管理部 マネージャー
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京王電鉄株式会社と国立大学法人電気通信大学坂本真樹教授との共同出資により設立された「感性AI株式会社」は、電気通信大学発ベンチャーに認定された、電気通信大学坂本研究室の知財を商用利用できる企業です。 人の感性をAIにより精緻に可視化・定量化する技術により...
【感性AIコラム】曖昧な感覚・イメージを言語化する!この画像のイメージを、言語化できますか?
頭の中でなんとなく感じたこと。それを言葉に変換し、相手にわかりやすい表現で伝えることって、難しいですよね。らーらーら ららーら 言葉に できない・・伝えたい伝えられない? もどかしい気持ちで・・伝えたい 伝わらない その不条理がいま・・いろんなアーティストもそんな気持ちを歌にしてしまうくらい、かなり普遍的な悩みだと思います。日常では、あいまいで複雑な感覚やイメージをとりあえず「やばい」とか「エモい」とかで片づけて済んでしまいがちですが、しっかり言葉で伝える「言語化能力」は、ビジネスにおいても、熱意や思いを相手に伝えたり、ぼんやりとした企画・コンセプトやデザインの意図を伝えるうえでとても重要です。感性AIでは、そんな言語化能力をサポートする技術にも取り組んでいます!例えば、こちらの画像のイメージを、言語化してみてください。どんなワードが出てきますか?(私は、「家」「瓦」としか出ませんでした。。)感性AIの「画像→文章」の技術では、この画像にうつっているものだけでなく、画像の印象・感性をとらえつつ文章を生成します。文章を構築するさまざまなワードに、どこかしら納得感を感じていただけるのではないでしょうか。一旦このよ
1年前
【感性AIコラム】生成AI時代の意思決定責任:消費者感性に寄り添う選択と評価
ChatGPTなどの生成AIが話題です。AIが私たちの意思決定の領域に深く入り込む時代になってきている中、AIを扱う側の私たち人間に意思決定の責任がさらに問われてくる時代になってきているように感じます。AIがつくりだしたものから、どのような観点でどれを選択していくのか。より主体的に考え、判断することが求められているのではないでしょうか。 感性AIでは、消費者データを学習したAIが、ネーミング、キャッチコピー、パッケージの印象を瞬時に数値化・分析するイメージ分析AIツール「感性AIアナリティクス」というサービスを提供し、試行錯誤が多い新商品開発、既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務において、より消費者の感性に働きかけやすいコミュニケーションの実現・感性価値の創造を支援しています。 生成AIであるChatGPTに広告コピー案を考えてもらって、感性評価AIである当社の感性AIアナリティクスで分析・評価をし人間が最終的な意思決定をすることで、よりスピーディーに消費者の感性に働きかけやすいコピーを選択できるのではないか??そう思い、今回は、当社の理念からコピーをChatGPTに考えてもらい、それを分析・評価
2年前
【感性AIコラム】ものづくりにおける感性データ利活用の推進
<このコラムの内容>1.感性データ利活用の重要性2.人の感性を理解するAIの開発・支援3.感性データ利活用の推進1.感性データ利活用の重要性第4次産業革命により、大量・多様なデータを利活用し社会的価値を生み出す「データ駆動型社会」への変革が進む中、データは新たな天然資源とも言われています。感性AIでは、感性を定量化する技術をもとに、「感性データ」の活用を推進しています。2030年に向けて経済産業省が策定した日本の成長戦略「新産業構造ビジョン」によると、技術革新・データ利活用による第4次産業革命への対応は、第1幕(ネット上のデータ競争)においては欧米がGAFAをはじめとした大規模なプラットフォームを先行して形成し急激に進展していたのに対し、第2幕は実世界における個々人の生活情報や製品の稼働状況等をネットワークに接続されたセンサーを介して直接的に収集するリアルな世界でのデータを巡る競争であり、リアルデータをかち合う形で利活用し革新的製品・サービス実現につなげるためのプラットフォームの創出・発展が必要であるとしています。そのための戦略として、日本の強みを活かした戦略的取組を行うことが必要であるとし、活かすべき強み・
2年前
【感性AIコラム】坂本真樹先生のモノと言葉の不思議講座
坂本真樹先生のモノと言葉の不思議講座 第一章:五感・感性と結びつく言葉 オノマトペ 第二章:個人個人の感じ方の違いを把握~感性の個人差をモノづくりに活かす~ 第三章:普遍的な言語音と五感の結びつき 第一章五感・感性と結びつく言葉 オノマトペ日本語話者は机というモノを「ツクエ」といいますが、英語話者は「デスク」といい、ドイツ語話者なら「ティッシュ(Tisch)」といいます。言葉のコミュニティによって、違う言葉、違う“音”で表現します。「ツクエ」という音が一番合ってるから「ツクエ」というわけではなく、日本語ではそう決まっている、というだけです。机には「つくえ」という言葉をラベル付けするのが日本語では正解で、ある人は「つくえ」というけどある人は「つくね」という、ということはありませんが、ある机の見た目や手触りから受ける感じを、ある人は「つるつる」というかもしれませんし、ある人は「さらさら」というかもしれません。このような言葉を「オノマトペ(擬音語・擬態語)」といって、そのモノがなんであるかを表しているのではなく、その人がそのモノから感じたことを表しています。「つるつる」「さらさら」を感性AIのことばから感じる印象
4年前
【感性AI技術紹介】ニューノーマルのオンライン営業や企業コミュニケーションに役立つ印象の可視化
これまでのコミュニケーションでは、表情や、会話の空気感などからお互いの印象を把握し考えや想いなどを察することができました。しかし、チャットやメール、オンラインミーティングでは、移動が伴わない分コミュニケーションの頻度は増やしやすい反面、お互いの空気感や温度感など、取得できる情報量は少なくなり、今まで以上に言葉/テキストによるコミュニケーションスキルが重要になります。 その中で、伝えるべき内容を的確に伝えることはもちろんですが、それに加えてテキストで相手に与えたい適切な印象を演出していくことが求められるのではないでしょうか。 感性AIでは、国立大学法人電気通信大学の坂本研究室で培った知財を活用しながら様々なソリューションを提供しています。感性AIの「文章からパーソナリティを評価する技術」を活用し、テキストの内容から読み手にどのような印象を与えるかを確認することで、適切な印象を演出できているかをチェックすることができます。 ●オンライン営業・商談で顧客から信頼される印象を得る●マネジメントにおいてリモートハラスメントを防ぎ組織のモチベーションを向上させるなど、様々な場面でご活用いただけます。① テキストから感性
4年前