パーソルクロステクノロジー×滋賀県甲賀市×JAこうか×手原産業倉庫、自動配送ロボットによる弁当配送の実証を開始
パーソルクロステクノロジー株式会社は、滋賀県甲賀市、甲賀農業協同組合(JAこうか)、滋賀県に本社をおく物流企業である株式会社手原産業倉庫と連携し、自動配送ロボットによる弁当配送の実証実験を2026年1月13日から30日まで実施する。ラストマイル配送の社会実装を見据え、単なる効率化にとどまらない「人と人をつなぐ新しい社会インフラ」の可能性を地域で検証する取り組みだ。
業務提携を具体化する第一歩、地域に根差した検証へ
同社は2025年10月、甲賀市、JAこうか、手原産業倉庫とともに、自動配送ロボットを活用したラストマイル配送サービスの社会実装に向けた基本合意書を締結。今回の実証は、その合意を現場で形にする初の取り組みとなる。将来的な24時間365日稼働も視野に入れ、技術検証に加えて、住民の受容性や暮らしの中で生まれる価値を多角的に確認する。
弁当配送から検証 歩道環境での安全運用を確認
実証では、定期配送ニーズの高い事業者向け弁当配送から開始。自動配送ロボットによる運用を通じ、地域環境に適合した社会的受容性や新たな活用ニーズを探る。歩道での自律走行を含め、有人の遠隔監視のもとで安全に配慮し、必要に応じて手動介入も行う。既存の配送手段と同等のサービス水準を保てるかどうかも検証項目だ。
実証実験の詳細
実証期間は2026年1月13日(火)~30日(金)の平日、8:30~16:30。配送ルートはJAこうかを拠点に、甲賀市役所周辺を中心とした約3km。JAこうかで弁当を積載し、各拠点へ配送する。
運営はパーソルクロステクノロジーが担い、ロボット選定、システム開発、運行管理、遠隔監視を担当。甲賀市は実証フィールド提供や市民サービス拡充の検討、JAこうかは荷主・地域拠点の役割を担う。弁当製造・配達は初穂、手原産業倉庫は物流の知見を生かした現地支援やトラブル対応を行う。(※荒天時は中止の場合あり。)
データと“声”を基に、医薬品配送など次の展開へ
本実証で得られる走行・運用データと地域住民のフィードバックを基に、生活に定着可能な運用モデルを検討する。今後ニーズ拡大が見込まれる医薬品配送などのサービス化に向け、課題整理と検証を進め、生活者の安心と快適を支える仕組みづくりを目指す。
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(TOMORUBA編集部)