JAL×住友商事×Bell｜大型ドローンの実証実験をテキサス州で実施
日本航空株式会社（以下：JAL）は住友商事株式会社およびBell Textron Inc., a Textron Inc. (NYSE: TXT) company (以下：Bell）と共に(*1)、2021年11月19日アメリカ・テキサス州フォートワース市にて、Bellが開発したドローンAPT70※を用い、災害時を想定した飛行実証実験を行った。
日本は地形・地質・気象などの特性により、災害に対し脆弱で極めて厳しい自然条件にある災害大国。
防災・減災対策の一つとして、空を活用した新しい災害対応モデルの構築を目指し、短時間でも組み立てが可能なドローンを用いている。
※ Autonomous Pod Transport 70：分散された電力推進装置が装備され、最大速度160km/h(巡航速度112km/h）の速度で自律飛行する。航続距離は35マイル(約56km）で、最大積載100ポンド(約45kg)の輸送が可能。
実証内容
・日本国内での実証実験に向けた運用性確認 (組み立て、分解、運搬など)
・シミュレーターを用いた操作性の確認
・医療、支援物資輸送を想定した飛行性能の調査
JALは、同実証実験を通して得た、ドローンの運用ノウハウと調査データを有効活用し、山間部や離島も含めたドローンによる物資輸送や災害時の緊急対応など、様々な用途でのドローン活用を実現するため、地方自治体とも連携しながら、日本での飛行実証実験を目指していくという。
また、空のプロフェッショナルとして、安全・安心な総合エアモビリティ・オペレーションを通じて、豊かでサステナブルな社会の創造を目指す。これまでの空の移動に関わる運航ノウハウを生かして、地域のニーズに寄り添った次世代の輸送・移動インフラを提供し、災害対応や医療などの分野でも地域課題を解決しながらJAL DRONE事業の実現に向けた取り組みを推進していく。
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