茨城県行方市×EXx|スマートモビリティを活用した地域活性化に向けて包括連携協定を締結
電動キックボードのシェアリングサービス「ema」を提供する株式会社EXxは、茨城県行方市と「スマートモビリティを活用した地域活性化」を推進することを目的として、包括連携協定を締結した。
背景
これまで、行方市は「まち」の「持続可能」を目指して、福祉・教育の充実はもとより、公共交通網の整備や産業の活性化など、地域経済の活性化や暮らしやすさにつながる施策に重点的に取り組み、各種事業を展開してきた。
行方市では高齢化が進展しており、脆弱な公共交通による買い物難民の増加や観光客の交通手段不足が課題として顕在化している。そこで解決手段として、行方市では「スモールモビリティ」に着目し、移動と観光コンテンツの両方を担える電動マイクロモビリティの導入を検討してきた。
そのような中、EXxと、電動マイクロモビリティ(電動キックボード)を活用した観光・地域振興、環境に優しい公共交通網の構築、防災レジリエンスの強化などについて意見を重ねていった結果、これらを柱に持続的なまちづくりを実現することを目的とした「包括連携協力に関する協定」を締結することになった。
▲市役所庁舎で行われた電動キックボードの体験会の様子
連携協定の内容
(1)観光振興に関すること
(2)防災・減災対策に関すること
(3)公共交通に関すること
(4)環境保全に関すること
(5)産業振興に関すること
(6)その他行方市における地方創生事業の企画及び実施
(7)前各号に掲げるもののほか、各当事者が合意する事項
今後の取り組み内容
同連携協定のもと、行方市における第一の取り組みとして「電動キックボードのシェアリングサービス」を2022年1月より開始する。
同事業においては、産業競争力強化法に基づく新事業特例制度を活用する。EXxが認定を受けた特例措置の元、主に「ヘルメット着用が任意」となる特例措置が講じられる。
※年内にEXxから経済産業省へ、行方市での実施計画を申請予定
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