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400万人の水資源を守る 中国浙江省、貯水容量最大の水庫建設で送電線地下化を完了
中国浙江省の国家電網系企業、浙江電力は8月15日、同省新昌県山皇堂村で送電線の移設と地下埋設工事を完了したと発表しました。この工事は、浙江省で進められている「境嶺水庫」建設を支える重要なインフラ整備です。境嶺水庫は、中国国家重点水利事業の中で、貯水容量と単体投資額が最大級の規模を誇ります。洪水対策と水の安定供給を目的に設計され、完成すれば下流域の洪水被害軽減、河川流域の安全強化、約220万人の生命と財産の保護、さらに都市部と農村部を合わせた約400万人への水資源確保に貢献すると見込まれています。浙江電力の作業員が送電線を移設しています8月4日の早朝、浙江省新昌県山皇堂村において、作業員が電力線の移設と地下埋設工事を完了しました。「電力線が地下に埋設されたことで、重機へのアクセスが妨げられなくなり、トンネル工事の電力供給がより安全で信頼性が高くなりました」と、ダム建設現場のプロジェクト・マネージャーは述べています。境嶺水庫は、浙江省の14次五カ年計画期間中の国家重点水利プロジェクトにおいて、貯水容量で最大かつ単一投資額最大のプロジェクトです。洪水対策と水供給の両方を目的として設計されたこの貯水池は、完成後、下流
jp.prnasia.com3日前