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vol.71 AUBA活用事例インタビュー 「SDGs × AI」で世の最先端を駆け抜ける! / 株式会社Recursive

vol.71 AUBA活用事例インタビュー 「SDGs × AI」で世の最先端を駆け抜ける! / 株式会社Recursive

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谷口真穂

こんにちは!AUBA カスタマーサクセスチームの谷口です!

AUBAご活用の参考となる事例やユーザ様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をお届けするこのブログ、本日は活用事例の71弾をお届けいたします。

今回はAIを使った最先端テクノロジーで組織のSDGsへ向けた取り組みを支援するこちらの企業をご紹介!

■株式会社Recursive

※AUBA利用歴5ヶ月/コンタクト送信17社/面談6社/共創中3社 

https://auba.eiicon.net/projects/23465

ーー本日はよろしくお願いいたします。今回お話を伺うのは、RecursiveのCOO兼CO-Founderの山田勝俊様です。さっそくですが、まずは事業内容を教えてください。

Recursiveは2020年8月に設立された若いスタートアップで、「SDGs」と「AI」を軸にした3つの領域で事業を展開しております。

まず1つ目が共同研究開発になり、大企業様が保有する様々なリソースや過去の研究データを我々が持つ最先端テクノロジーと掛け合わせて新たな価値を生み出していこうという取り組みです。

2つ目の事業は「カスタムAI」と呼んでいる領域になります。

大企業やスタートアップの皆様の中には、新規事業など新たなチャレンジをしたくても「何をしたら良いのか分からない」という方が多くいらっしゃいます。そこで、その領域の知見がある我々がプロジェクトのアイディエーションからテクノロジー開発まで一気通貫して支援させていただいております。

そして最後の事業領域は、SDGs関連のサービス開発になります。今後国内のみならず世界各国の企業様が抱えるSDGsへ向けた取り組みをご支援できるサービスの展開を目指しております。

▲株式会社Recursive COO兼CO-Founder 山田勝俊様

ーー次に、他社との共創/オープンイノベーションに取り組もうと思われた背景を教えて下さい。

我々は「SDGs×AI」を謳っている数少ない会社ですが、SDGsは国連が掲げる大規模な目標でもあるように、スタートアップ1社1社が各々で解決できる課題ではありません。そのため、資金力やリソース、更には豊富なネットワークをお持ちの大企業様と協力することが企業同士の相互的メリットのみならず、社会全体にとってもプラスの効果が生まれると信じています。SDGsは世界規模で協力して本気で取り組んでいかなければ、この地球に住めなくなってしまう恐れもある程の肝心なトピックです。

我々のようなスタートアップが大企業様と組むことでSDGsに関連した成功事例を増やし、目標達成への動きを少しでも加速させなくてはいけません。このように、我々の想いに共感していただける企業様との出会いを求めてオープンイノベーションに取り組んでいます。

ーー弊社も様々な企業様とお話をさせていただく中で、SDGsを事業にどう取り入れたら良いのか分からないという声も多くお聞きしますが、御社はどのようにしてSDGsをビジネスに上手く絡めることができたのでしょうか?

弊社は私とCEOのティアゴ・ラマルの2人で創業したのですが、私自身は起業家として長年新規事業を作ってきた経験があり、今では大手企業様7~8社に新規事業やAIプロジェクトのアドバイザーを務めさせていただいております。このような経歴の中で、以前はエシカルファッションの領域に携わっていたことがあり、そこからテクノロジーの大切さを知ることもできました。この経験のおかげで「サステナビリティ」と「テクノロジー」の融合ポイントを理解することができ、それを新規事業経験と持ち合わせることでAIとSDGsを混ぜたビジネスアイディアを創出できています。

一方で共同創業者のラマルは、Google傘下で世界最高のAI会社とも言われるDeepmindでシニアリサーチエンジニアを務めていた経験があり、AlphaGoやAlphaZeroと言ったコンピュータプログラムの開発メンバーをマネジメントしていました。彼はAI領域においてSDGsとの接点も含めて熟知しており、日本の文化も十分理解しているため、国内の企業に適した手段を用いてAIによる業務効率化ソリューションを創出する力を備えています。

このように、異なる方面からITとSDGsを掛け合わせたナレッジを持つ私たち2人がそれぞれのアイディアを融合させると同時に、弊社に所属しているアジアトップクラスのエンジニアを持ち合わせることで、社会に価値のあるサービスの提供を「事業」として展開できています。

ーー異なる経験やスキルの融合が事業の社会貢献につながっているのですね。御社は約5ヶ月前からAUBAをご利用いただいていると思いますが、現在の共創状況をお伺いできますか?

ここまで合計17社にメッセージを送信して、6社と面談をする機会をいただきました。その内の3社と現在共創を進めている状況です。

ーー具体的にどのような共創に取り組まれているのでしょうか?

共創中の3社中1社はグーデックスさんです。先方がお持ちのコネクションを生かし、弊社がお力になれそうな企業様をご紹介いただいている形です。グーデックスさんもそれぞれの企業様との長年のお付き合いから、各々が持たれている課題を深く理解されているので、そこに対して嵌るソリューションとして弊社をご紹介していただいています。そこにグーデックスさんご自身も彼らの強みを生かせる分野があれば協力してくださるというスタンスで、弊社とご紹介先の企業様との面談にも同席していただいております。

その他オープンイノベーションプログラムに応募させていただく形で、何回かミーティングする機会をいただいております。現在は特定の課題を相談いただいており、そのソリューションを提案する最終ミーティングを調整している段階です。

ーー実際にAUBAのプラットフォームをご利用になられた感想をお聞かせいただけますか?

これほど効率的に相手のニーズを理解して、直ぐにコンタクトをとれるマッチングプラットフォームは他にはないと思いますね。予想以上に細かいカテゴリ別で企業を検索でき、我々が軸としている「SDGs」という検索タグもあるので協業の可能性があるパートナー企業が非常に見つけやすいと感じています。相手企業様のユーザも部長レベルの方が多いので非常に効率的に話を進めることができています。

以前はAUBAのサブスクリプションプランに加入していたのですが、予想以上に多くの企業様と出会えることができたため、弊社のリソースが不足してしまい、一旦中断させていただいておりました。最近になり採用もすすめており、リソースに余裕が出てきたので、今月から再開させていただくことになりました。

ーーそのようなお言葉をいただけて光栄です。一方でコロナによる影響はございましたか?

全く影響がなかったとも言えませんね。コロナウイルスの影響だけではなくAIのブーム自体が一時期よりは落ち着いてきていることも一つの要因として考えられますが、特に昨年は相手企業様が用意している予算が我々の予想を大きく下回ることもありました。

一方でデジタル化の動きという面では大企業様を中心に予算を増やされているとのこともお聞きしているので、今年度は新たなチャンスが生まれてくると期待しています。

ーーポジティブな影響もあれば、マイナスな影響もあったのですね。最後に今後の展望をお聞かせ頂ければと思います。

今後はSDGsの観点で重要な食品、素材、エネルギー、ヘルスケアの4分野に強みを持つ企業様に積極的なアプローチをかけていきたいと思います。これらの分野でテクノロジーを使うことで効果が得れる確信はありますし、実際に裏付けもあります。そしてそれが日本企業の生産性向上につながると思っています。これらの領域で共同研究開発を行うパートナー様を探すためにも継続的にAUBAを使っていく予定です。そして1年後には我々のサービスを一緒に展開してくれる販売パートナー様を探すところに協業相手のターゲットをシフトしていけたらと思っています。

ーー貴重なお話ありがとうございました!

※※今回ご紹介した企業にご興味いただいた方は以下よりコンタクトが可能です※※

【株式会社Recursive】

https://auba.eiicon.net/projects/23465

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】

AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。

提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。

https://inquiry.eiicon.net/l/864992/2020-12-08/27g2gq

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AUBA活用についてお困りの方は是非オンラインコンサルタントにご相談ください!

現在、サブスクリプションプランに含まれる個別面談を初回無料で受けることができます。

例えば、

・改めてAUBAの基本的な使い方を教えて欲しい

・どのようにメッセージしたら返信が返ってくるのか

・希望に合う企業を紹介してほしい

など、ご相談をお受けすることが可能です。

この機会にぜひご活用ください。

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■個別面談の詳細

面談方法: オンライン

※無料で登録不要のオンライン会議ツールを使用します。

面談可能日時: 平日 11:00~18:00

所要時間:30分程度

お申し込み方法:以下URLより、ご希望のお時間をご選択くださいませ。

https://eiiconcs.youcanbook.me

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谷口真穂eiicon company

AUBA運営事務局にてカスタマーサクセスを担当しています!
皆様のAUBA活用に役立つ情報をお届けしてまいります

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  • 眞田 幸剛

    眞田 幸剛

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