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革命を起こす

革命を起こす

松田 俊宏

3年前、スイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)の応用超伝導グループで博士課程をスタートしたEnrico Felcini氏は、現在では癌治療の未来を変える可能性を秘めた装置の共同開発者となっています。

たった数年でそこまで研究を進めることができたのは、Felcini氏の才能と努力を「かたちづくる」ことができる機関がそこにあったから。

欧州原子核研究機構(CERN)とEPFLが共同で実施しているGaToroid研究プロジェクトは、最先端の技術を用いて癌を治療する新技術「ハドロン療法」の開発に貢献しています。4階建てのビルほどの大きさにまでなるハドロン療法装置を1/3に縮小した最初の実証モデルの構築が進められており、今後10年以内に本格的に実用可能な機械を設計することを目指し、新たなステップを踏み出しています。

EPFLもCERNも、スイス・イノベーションで共同研究が可能な機関です。

世界トップレベルの機関とのコラボレーションをスイスで。共に革命を起こしませんか。

画像:ハドロン療法は、荷電粒子を用いて腫瘍に高度な局在化した線量を送達させる放射線療法です。​©CERN

松田 俊宏在日スイス大使館

スイス国内で6ヶ所のテクノロジーパークを運営。世界各国からの企業とスイスの研究機関が集まる研究開発拠点として、日本企業のスイスでのオープンイノベーションプラットフォームを提供しています。

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