No.54/100【第3,668号】《 ビニールカーテン大作戦 〜 標準にしたらこんなに面白い! 〜》
小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜
[発行:2020_05_29]
No.54/100【第3,668号】《 ビニールカーテン大作戦 〜 標準にしたらこんなに面白い! 〜》
知り合いのドラックストアに勤める店員さんの「ちょっといい話」
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小さなお子さんを連れた30代のお父さんが来店されました。マスクの在庫がない旨をお伝えすると、
「ニュースで見ましたが、本当にないんですね。従業員さんのご負担が増えて本当にご苦労様です。無理しないで、頑張って下さい」と言って下さいました。
すると、そばにいたお子さんも、カワイイ声で、
「頑張って!」と。
こんな時こそ、人の言葉の温かさが染みるのだと思いました。
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イライラと不安で店員さんに当たるお客もいるが、多くのお客は感謝している。店員さん、頑張って!
当初は違和感のあったレジの「ビニールカーテン」。飛沫防止が目的。効果については賛否両論あるが、毎日何十人、何百人の客と向き合っている店員の不安を和らげるならそれだけで効果あり。しかし、1ヶ月もすると慣れるもんです。私はもう慣れた、違和感なし。
そこで、「ビニールカーテン」をレジに標準装備にした場合の活用法について考えてみた。
<ビニールカーテン大作戦>
(1)ブルー系の色のビニールカーテンにしてイライラ防止・・・街灯をブルー系の照明にして地域の犯罪が減少した事例があり、ブルー系にしたらクレームが減る可能性がある。試す価値あり。
(2)季節感を出して華やかに・・・客と向き合う範囲は無色透明で周囲を花柄にしたり、柄を加えたり。季節感を出して店内をパッと明るくする。お客は必ず目に入るから、出勤前の憂鬱な時は心が癒されるかも。
(3)刃物でも破れない防犯カーテン・・・透明だけど刃物で襲いかかっても破れないカーテンにしたら店員も心強い。カーテンが邪魔になるから、強盗自体が減る可能性もある。
(4)(1)〜(3)をロール状にして時間帯によってベストなビニールカーテンを下ろす・・・店内が効果的に演出できるほか、取り外しが楽になれば洗浄しやすく、より清潔が保てる。
お客が「邪魔だ」と言うから外しましたではなく、店員あっての商売なので店員を守る観点からも「ビニールカーテン」は新常態(ニューノーマル)であっていい。
コンビニがキャンペーンを打つ時、キャラクターがビニールカーテンにプリントされていたら写真を撮る客がいるかも。店によって柄が違ったら、なおユニーク。
◆◆◆発想の起点◆◆◆
『新常態(ニューノーマル)を活かす』
小島:答え合わせは1年後
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役