No.48/100【第3,662号】《 焼きたてデリバリー 〜 食のリアルタイムサービス 〜》
小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜
[発行:2020_05_26]
No.48/100【第3,662号】《 焼きたてデリバリー 〜 食のリアルタイムサービス 〜》
朝10時ごろ、会社の休憩室に見慣れない物が置いてあった。近くにいた女性社員に、
男性社員「これ、何?」
女性社員「あっ、これですか、これは美味しいパンが焼けるんですよ♪」
男性社員「パンが焼けるの!」
女性社員「そう、実はホームベーカリーですよ。見たことないんですか?」
男性社員「へぇ〜、誰かがもってきたの?」
女性社員「違いますよ。これは、このホームベーカリーごと、宅配してくれるサービスです。前日に予約すると翌日の朝、届けてくれるんです。パンの生地や小麦の種類などを指定できるんですよ」
男性社員「それはすごいね! お昼になると焼きあがるんだ!」
女性社員「そうです。ホクホクのパンが、お昼に会社で食べれるなんて、とっても幸せですよね。本当の焼きたてパンって、一度食べると病み付きになるんですよね〜」
男性社員「生地も選べるって、すごいね!」
女性社員「トッピングでレーズンを入れたり、小豆も入れたりできます。でも、数人分をまとめてお願いするから、みんなの好き嫌いもありますけど」
男性社員「食べ終わったら、これはどうなるの?」
女性社員「午後に回収に来てくれます」
焼きたてパンの醍醐味が味わえる『焼きたてデリバリー』
お弁当の配達はお昼前後に集中するが、これはホームベーカリーの予約機能が使えるので、配達時間に幅が持たせれる。
<焼きたてデリバリー>
(1)前日、注文したい仲間と相談して、生地やトッピングを決め予約する
(2)パン屋で生地をホームベーカリーに入れて配達
(3)配達先に着いたらホームベーカリーのコンセントを差し込み、タイマーを注文者の指定時間(例:12時15分)にセット
(4)12時15分になったらホームベーカリーから焼きたてパンを取り出し、一緒に持ってきたパン切り包丁で切り、仲間と食べる
(5)午後2時頃、デリバリー業者がホームベーカリーを回収
パン屋はお店が開けなくても、お客が来店してこなくても販売が可能。
実はこのシステムは、炊飯器を使ったご飯もできるし、同じホームベーカリーでお餅もできる。
◆◆◆発想の起点◆◆◆
『通常のデリバリーは時間が集中すると限界がある』
小島:答え合わせは1年後
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役