1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. vol.10 AUBA活用事例インタビュー イベント情報を取り扱う企業がオンラインでOIを推進!/株式会社イベントバンク
vol.10 AUBA活用事例インタビュー イベント情報を取り扱う企業がオンラインでOIを推進!/株式会社イベントバンク

vol.10 AUBA活用事例インタビュー イベント情報を取り扱う企業がオンラインでOIを推進!/株式会社イベントバンク

  • 1311
  • 1310
  • 1298
3人がチェック!
栗山 彩香

こんにちは!AUBA ビジネスコネクティングチームの栗山です!

AUBAご活用の参考となる事例やユーザー様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をお届けするこのブログ、本日は活用事例の第10弾をお届け致します。

今回はオンラインでの面談を早速実践しているこちらの企業をご紹介!

■株式会社イベントバンク



https://auba.eiicon.net/projects/14506

※AUBA利用歴6ヶ月/コンタクト実績10社/面談3社/提携検討中 2社

――どのような背景で他社との共創、オープンイノベーションに取り組もうと思われたのでしょうか?また、AUBAにご登録頂いた背景を教えて下さい。

弊社は、「魅力の掘り起こしによる地域の活性化」というテーマのもと、日本各地で行われるお祭りやイベントの情報を、自治体や観光協会、商工会、テーマパークやレジャー施設といった主催者から独自に収集してデータベース化し、メディアに配信する事業を行っている企業です。イベント情報は、旅行サイトやお出かけサイト、各種アプリ、カーナビなどで情報コンテンツとして活用されています。

現在、年間4万件ほどのイベント情報を取り扱っていますが、同規模のイベント情報を保有する企業はほかにないのではないかと思います。イベント情報は、全国約2万団体の主催者会員に、弊社サイト「EventBank プレス」へご自身で登録していただきます。これを弊社スタッフがひとつひとつ確認・推敲したうえで、メディアに提供しています。この仕組みにより、情報の鮮度や品質を保つことができます。弊社のイベント情報には開催日はもちろん、会場の緯度経度・想定動員数などのデータもあり、「いつ・どこに・どれぐらいの人が集まるか」がわかります。そのため、ここ数年、需要予測・分析といったマーケティング領域の企業様より連携のお声がけを頂くことが増えています。

弊社のイベント情報は網羅性と汎用性が高く、さまざまなお声がけをいただきますが、まだ接点のない分野や業界もあります。多様な企業様にご活用頂ける情報だと考えていますので、今後も積極的に他社様との連携を進めていきたいと思っています。

これまでは、共創イメージが湧いたお客様のホームページや代表電話への連絡により、つながりを作ることが中心でした。弊社の商品がイベント情報という無形のものであり、ご活用方法をイメージしていただくことがなかなか難しいため、代表連絡先経由では共創のためのキーマンまでたどり着けないケースがありました。

このような中、SNS広告でAUBAを知ることになり、さらに多くのみなさまとの共創チャンスを得たいと思い登録しました。

――オープンイノベーションに可能性は感じていたものの、なかなか既存の手段では進めることが難しいと感じていたところでAUBAにご登録頂いたということですね!

実際に活用を始めてみていかがですか?

10社にメッセージを送り、6社から返信をいただきました。

そのうち3社と面談が決まり、2社と共創に向けて検討中です。

――既に前向きにお話されている企業様がいらっしゃるとのことですね!

HPや電話等の代表窓口への連絡と異なる点はありましたか?

代表窓口への連絡ではイベント情報を活用した共創に取り組みたい、と伝えてもなかなか、担当部署に取り次いでいただけないことがありました。

その点、AUBAは共創を目的としたプラットフォームなのでお互いに共創を考えている、という前提があるのは非常に大きいと感じています。

――取り次いでくださる方が共創を理解されていないと正しい問い合わせ先に繋いでいただけないこともありますよね。貴社の場合、元々オープンイノベーションは考えられていた状態でAUBAというツールの利用を始めて頂いた形ですがスムーズに活用できましたか?

どう伝えれば「共創の想い」を伝えられるか、特に相手企業様に送る最初のメッセージはどのように送るべきか非常に悩みました。

弊社の場合は「データを提供できます」で終わらないように、相手企業様のPRページをしっかりと読み込み、先方PRページの「一緒に何をしたいか」に記載された内容に対する「弊社と組むことでこのようなことができます」といった提案をメッセージ内に盛り込むよう意識していました。

中には難しい事業領域や最近出てきた概念をテーマとしている等、可能性はありそうだけれど「一緒に何をしたいか」に対する回答をPRページを見ただけではすぐに明文化できない、といったこともあるのですが、そういった時は先方のHPや業界について調べてからメッセージを作成しています。

――相手企業の事業領域だけを見て判断するのではなく先方ニーズに自社がマッチしているのか、といったところを重視しているということですね!

この視点は非常に重要です。AUBAはいわば企業間のお見合いサイトです。自分が先方に魅力を感じていても、先方が求めるものを自分が持っていなければ当然両思いになる可能性は下がります。

共創でwin-winの関係を築くためにも両思いになる可能性が高い企業にアプローチした方が共創に向けて話が進む可能性も高くなると言えます。

メッセージを送る企業はどのように探されていましたか?

推薦機能と検索機能をどちらも活用しています。

推薦に関しては弊社の場合は「地方創生」でマッチする企業様が多いですね。

検索に関しては「AI」や「コンサルティング」等、需給予測等データ活用をしていそうな領域を検索していき、PRページを100社程度は見ています。

――推薦機能はAUBAからのおすすめとなっており、ビジネスコネクティングチームが各社の登録情報を元にマッチすると思われる領域に向けて配信しています。組みたい領域が定まっている場合はニーズ登録をして頂くとマッチする企業が届くかと思います。

実際に推薦機能で届いた企業や検索結果からどのようにメッセージを送信する企業を選んでいますか?

PRページの情報量が多い企業様を中心に見ています。また、やはり弊社が先方ニーズにマッチするかが重要だと考えているため、「一緒に何をしたいか」の項目は必ずチェックしています。

また、オープンイノベーターの情報も必ず見るようにしています。

写真が入っているか、メッセージが掲載されているかを拝見し、どのようなミッションに携わっているのか、といった点を見て共創のイメージを膨らませています。

実際、この選び方で協業のタイミングが合わない、など致し方ない理由で先に進めないことはもちろんありますが、概ね送信企業様からは真摯にご対応いただけていると思います。

――オープンイノベーターの方は実際に共創する際には一緒に仕事を進めていくパートナーの中心人物となり得ます。先方の熱量を見極める為にも重要な項目と言えますね。

PRページについても貴社は非常にわかりやすい内容となっておりますが、作成にあたり意識されたことはございますか?

元々弊社のイベント情報はおでかけ情報としての提供を想定していましたが、現在は分析のシーンに向けても提供を行っています。これは様々な企業様とのディスカッションにより生まれたものです。このように共創の取り組みにより新たな価値を作り出していきたいと考えています。

その上で、PRページを見た他業種の人が弊社の保有するイベント情報はどのようなものなのかがイメージしやすいように、というところは意識しました。そのため、今までの具体的な事例やパートナーに想定される業種等を明記しています。

※具体的な数字も含めながら平易な言葉で自社サービスの説明がされている

※共創で実現したいこと、イメージしているパートナー像が具体的な領域を含めて書かれている。

――見た人の想像を掻き立てるようなページになるよう意識されているということですね。貴社は半年前からAUBAをご活用頂き、提携を検討されている企業様とは1月、4月にそれぞれオンラインで面談されたと伺いました。

既にコロナウイルスの影響が見られており、それを受けてのオンライン面談だったかと思いますが、どのようなご感想を持たれましたか?

私はあまりオンライン面談自体に慣れていなかったのでZoom等各ツールの利用方法を一通り把握するのに戸惑いました。

しかし、移動時間が削減されたことは非常に大きく、時間を有効に使えていると感じています。メッセージを送ろうとしている業界や企業について事前に調べたりする時間を捻出できており、知見を広げるきっかけにもなっています。

また、今はオンライン面談が前提になっているので遠方の企業様にもお声がけしやすいと感じています。弊社は東京に所在していますが、関東内でも数時間かかる企業様に初回で訪問するのは正直難しいことも多く、お声がけを躊躇することもありました。そういった面では今は逆にチャンスだと思いますね。

――オンライン面談は移動時間や受け手も応接準備が無い分双方のコストが下がります。AUBAでも面談率がコロナウイルス発生前の1.5倍となっていますが、この状況下だからこそ会える企業様もいらっしゃいますよね。

最後に、今後の展望をお伺いできますか?

新型コロナウィルスの影響でイベント業界は大きなダメージを受けています。ただ、必ずまたイベントが開催できる時がきてみなさまの生活を豊かにすると考えています。

弊社では年間4万件ほどのイベント情報を日本語だけでなく、人による翻訳で、英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語での配信も行っています。

新たな企業様と連携し、ともに今後の社会へ新たな価値を生み出せればと考えています。ご興味をお持ちいただけた方はご連絡いただけると幸いです。

※※今回ご紹介した企業にご興味頂いた方は是非以下よりコンタクトが可能です※※

https://auba.eiicon.net/projects/14506

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】

AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。

提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。

https://eiicon.net/forms/contact

------------------------------------------------------------

AUBA活用についてお困りの方は是非ビジネスコネクティングチームにご相談ください。

PRページの書き方からコンタクト先の探し方、合いそうな企業の見つけ方が分からない!等、

些細なことでもお気軽にご相談くださいませ!

問い合わせ先:cs@eiicon.net

栗山 彩香株式会社eiicon

新卒で繊維関連の専門商社に入社。企画営業として大手量販店を中心に担当。
大手量販店主力PB商品のリニューアル等、OEM商品の開発から営業、生産管理から物流手配まで幅広く経験。
2017年よりeiiconに参画。アシスタント部門の立ち上げを経験後、カスタマーサクセス/カスタマーサポート部門の立ち上げに従事。現在は年間約1,400社の支援を実施するCustomerSuccess GroupのLeadを努め、オープンイノベーション及びAUBA活用における伴走支援を実施。

趣味はキャンプ/漫画/自宅のスマートホーム化です!

株式会社eiicon

Platform事業部 部長

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント3件

  • 曽田 将弘

    曽田 将弘

    • 株式会社eiicon
    0いいね
    チェックしました
  • 栗山 彩香

    栗山 彩香

    • 株式会社eiicon
    0いいね
    イベント情報を取り扱う企業がまさに今OIを推進中!その裏側とは?

おすすめブログ

  • vol.6 AUBA活用事例インタビュー 老舗きのこ販売企業が研究領域で共創を推進!/株式会社雪国まいたけ

    こんにちは!AUBA カスタマーサクセスチームの栗山です!AUBAご活用の参考となる事例やユーザー様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をお届けするこのブログ、本日は活用事例の第6弾をお届け致します。今回は研究領域にて共創を進めていらっしゃるこちらの企業をご紹介致します。------------------------------------------------------------【株式会社雪国まいたけ】https://auba.eiicon.net/projects/10175------------------------------------------------------------それではさっそく生の声を聞いてみましょう!【Q1】 他社との共創/オープンイノベーションに取り組もうと思われた理由・背景を教えて下さい。また、その中で、なぜAUBAをご利用されたのでしょうか?当社は生キノコ販売を主な生業とする企業であり、キノコ機能性研究の歴史は浅い企業となります。また、今までに機能性食品(健康食品)も細々とは扱っていましたが、通販のみで、売り上げも多くはない状況です。現在手掛けてい

    栗山 彩香

    5年前

  • vol.12 AUBA活用事例インタビュー 他社連携で生まれた事業をさらに発展させるためOIを推進!/株式会社AwesomeLife

    こんにちは!AUBA ビジネスコネクティングチームの栗山です!AUBA(旧eiicon)ご活用の参考となる事例をお届けするこのブログ、本日は活用事例の第12弾をお届け致します。今回は他社との連携で生まれた事業を更に発展させ、テクノロジーで介護現場の課題解決を目指すこちらの企業をご紹介!■株式会社AwesomeLife※AUBA利用歴6か月/コンタクト実績16社/面談5社/提携検討中 3社https://auba.eiicon.net/projects/17760ー本日お話を伺うのは株式会社AwesomeLife 代表取締役 田中一秀様です!よろしくお願い致します。どのような背景で他社との共創、オープンイノベーションに取り組もうと思われたのですか?弊社は医療・介護現場のIT化を支援するコンサルティングや、介護施設の職員向けに遠隔でリハビリの指導をする、「遠隔リハビリテーション指導サービス」の開発を行っている会社となります。元々は介護事業をメインに事業を展開していたのですが、医療・介護の現場はIT化が遅れている分野であり、現場自体をアップデートするためのコンサルティングや遠隔サービスの開発、介護ロボットのコンサル

    栗山 彩香

    4年前

  • vol.1 AUBA活用事例インタビュー 分かりやすいPRページとは?/VALUENEX株式会社

    こんにちは!AUBA カスタマーサクセスチームの栗山です!この度、AUBAユーザーの皆様にさらにご活用頂き、多くの出会いを生み出して頂くべく、AUBAカスタマーサクセスチームを組成しました!本日よりAUBAご活用の参考となる事例やユーザー様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をこちらのブログにてお知らせしていきます。第一弾の今回はAUBA登録5か月で4社との面談、うち1社とはPoC取組み中のこちらの企業に、AUBAを利用した背景、面談に至るまでの秘訣を聞いちゃいました!------------------------------------------------------------それではさっそく生の声を聞いてみましょう!【Q1】 他社との共創/オープンイノベーションに取り組もうと思われた理由・背景を教えて下さい。また、その中で、なぜAUBAをご利用されたのでしょうか?弊社は、人間が認知できないような大量の情報を用いて、どう行動すれば良いかというインサイトを提供し続けるアルゴリズムメーカーです。既存事業としては、特許・学術論文を解析し、新しい技術開発の方向設定や連携すべき企業を発見できるツール

    栗山 彩香

    5年前