AUBAユーザーボイス vol.2 　～創業5年・IoT関連スタートアップ　代表取締役の場合～

オープンイノベーションプラットフォームAUBA では日常的に企業間の対話がなされています。

その中で、メッセージを送信している企業は実際に返信があった際や、

その先の面談で先方企業にどのような印象を抱くことが多いのか。

今回、AUBAを頻繁に利用している企業に突貫インタビューを試みました。

～創業5年・IoT関連スタートアップ　代表取締役　A氏の場合～

※AUBA利用歴2年・コンタクト実績50以上

AUBA：

かなり多くの企業様にメッセージを送って頂いてますね！どのような返信が返ってくることが多いですか？

A氏：

基本的には面談を前提にしたメッセージを送っているため、

①面談のご依頼　②お断りの連絡　③返信なし　の3パターンに分かれます。

6割程度のメッセージに返信を頂け、返信頂いた中の2/3の企業様からは面談のご依頼を頂けているような状況です。

もちろん面談のご依頼を頂けるのが一番嬉しいですが、最低限興味がなくとも返信はしてほしいな、と思います。

BtoBのプラットフォームなのでWEB上でやり取りしているものの、もちろんビジネスとして連絡しています。返信が無いとビジネス上の儀礼に欠けていると感じることも事実です。

AUBA：

せっかく送ったメッセージに対して反応が無いと対象外の領域だったのか、自社プロダクトに不足があるのか等、「何故面談の提案を受けてもらえなかったのか」が分からないので次に繋げるのも難しいですよね。

A氏：

弊社としても反省点が分かりませんし、検討に不足する点をご指摘頂くことで別角度での共創提案に繋がり、実際に面談に至ったこともあるのでお断りでも返信は頂けると嬉しいですね。

AUBA：

メッセージを送る中で課題に感じる部分はありますか？

A氏：

スタートアップには共通する課題かと思うのですが、

弊社の場合代表の私がAUBAのメッセージも送信しています。

従業員数も少なく、限られたリソースで様々な業務をこなしています。

その中でWEB上で企業とコンタクトを取れるのは非常に効率的なのですが、メッセージチケットもその分貴重なものだと感じています。

送って終わりにならないよう、なるべく角度高く面談に繋げていきたいので、アクティブな企業ややる気がありそうな企業の見極めは重要だと思っていますね。

AUBA：

AUBA登録のスタートアップは代表やCxO等役員クラスの方がメッセージ送信をされている企業が大半です。メッセージ送信にかけた時間が無駄になってしまうことは非常に惜しいですよね。

実際に20社程度の企業と面談されてるかと思いますが、どのような感想を持たれましたか？

A氏：

面談についても私が対応させて頂くことが多いのですが、決裁権の無い方がご担当者様だとご挨拶程度に終わってしまうため残念なことが多いですね…

もちろん決裁権が無い方でもマッチすると感じた際に積極的に進める意思があれば良いのですが、情報収集が目的だとこちらは真剣に提案している分がっかりすることはあります。

逆にメッセージの反応があまり良くないな、と感じながら訪問したものの、思いの外盛り上がって驚いた事もあります。スタートアップだとどうしても優先順位は付けざるを得ないので、自社事業の○○な部分とマッチしそう等、具体的に期待して頂いているポイントがあればメッセージの段階でお伝え頂けると嬉しいですね。

共創イメージをきちんと膨らませてから訪問に臨めるので力が入りますし、お互いその場で判断ができる実のある面談になることが多いです。

AUBA：

リソースが限られているスタートアップだからこそ、事前の情報交換でなるべくスピード感持って進められると嬉しい、ということですね。

裏を返すと決裁権のある方が担当している、オープンイノベーションでやりたいことが明確で面談の場で判断する意思がある場合はスタートアップにとって魅力的な企業、ということでしょうか？

A氏：

そうですね。実際にメッセージを送る際もそのようなことがPRページから読み取れる企業をなるべく探しています。

AUBA：

スタートアップとの連携を考えている企業は是非参考にしてほしい意見ですね！

本日は生の声をお聞かせ頂きありがとうございました！