AUBAユーザーボイス vol.1 ~創業100年以上・老舗大手企業の場合~
オープンイノベーションプラットフォームAUBA では日常的に企業間の対話がなされています。
その中で、「会う」「会わない」、「返信する」「返信しない」の境目はどこにあるのか。
今回、AUBAを頻繁に利用している企業に突貫インタビューを試みました。
~創業100年以上・非上場・老舗大手企業 担当A氏の場合~
※AUBA利用歴1年・コンタクト実績20以上
AUBA:
実際どのように、「会う」「会わない」、「返信する」「返信しない」を判断していますか?
A氏:
まずは、私たちのPRページをしっかり読みんでくれているかが一つ分かれ目ですね・・・。
ベンチャーでも弊社側の強みと弱みをちゃんと読んだ上で共創したいという会社様ならば、もちろん妨げるものではありませんし、これまでもお話しさせていただいておりました。そのように打診いただく方とは、実際のお話の内容も創造性が深くなりますし、お話しすることで初めて、社として外からどう見られているかなど気付かされる点も多くもたらされていると思います。
AUBA:
PRページをしっかり読み込んでいるか否か、というのはメッセージの内容にも大きく関わってきます。PRページを読み込まれている企業様のメッセージは具体的な共創イメージをしっかりと記載していることが多いので返信する立場としても何を期待されていてどのようなことができそうなのか、イメージが沸きやすいですよね。他には何かありますか?
A氏:
あとは相手のAUBAページを見に行くのですが、その際に担当者の情報が何もなかったり、PRページが書き込まれていないと返信を控える、というのも事実です。
私自身は顔写真や部署名をそのまま載せていますし、顔写真を出す出さないは個人情報なのでなくても良いと思うのですが、せめて担当部署名とどのような人材が担当しているのかは知りたいところだと思います。
AUBA:
誰とやるか、というのはオープンイノベーションにおいて重要なポイントになりますよね。どのようなバックグラウンドの、何をミッションとされている方と取り組むのか、というのは目線を合わせる意味でも確認したいところだと思います。
その他このような企業だと取り組みに繋がりやすい、といったことはありますか?
A氏:
あまり規模にはこだわっていませんし、PRページにもそのことはしっかり書かせていただいていますが、まだ本業そのものがベータ版やプロトタイプの段階のベンチャーさんだと、難しいことはありますね。
実態を把握することも難しいですし、「共創」という観点だと、我々の求める共創は、それぞれのプロダクトを組み合わせるイメージですので、必然的に協業しにくいのも事実です。
わかりやすい規模感で言うと、従業員規模30人以上~くらいが我々としてはちょうどいいですね。
AUBA:
求めるフェーズにマッチするか、といったところも重要なポイントになりますよね。PRページに求めるフェーズを書かれている企業も多いので、メッセージを送る際には確認すべきポイントとなるかと思います。
本日は生の声をお聞かせ頂きありがとうございました!
栗山 彩香株式会社eiicon
新卒で繊維関連の専門商社に入社。企画営業として大手量販店を中心に担当。 大手量販店主力PB商品のリニューアル等、OEM商品の開発から営業、生産管理から物流手配まで幅広く経験。 2017年よりeiiconに参画。アシスタント部門の立ち上げを経験後、カスタマーサクセス/カスタマーサポート部門の立ち上げに従事。現在は年間約1,400社の支援を実施するCustomerSuccess GroupのLeadを努め、オープンイノベーション及びAUBA活用における伴走支援を実施。 趣味はキャンプ/漫画/自宅のスマートホーム化です!
株式会社eiicon
Platform事業部 部長