リトルシェフクッキング_1/27_大切なことは、子どもの「好きの芽」
お読みいただきありがとうございます。
リトルシェフクッキング(株)代表の武田昌美です。
さて、突然ですが、運営するリトルシェフクッキング、ただのお料理教室ではありません。
1番のコンセプトは、
「料理で子どもの才能を開花させる」
ということ。
子どもの「好きの芽」を見つけることに徹底的にこだわっています。
この「好きの芽」はものすごく大切。
お受験の世界もそうで合って欲しいと思います。
私はいわゆる、お受験お教室が苦手なので、一切通いません。
「受験用」の体操や絵画も苦手です。
なぜなら、善し悪しの判断がその教室が決めた判断基準に則ったものだからです。
受験用のお絵かきも、子どもの想像の可能性をお受験の物差しに転換してしまうので好きではありません。
魚の課題の時に、虹色の魚を描いて、それに対してエラがない鱗がないって低い点数をつけられた日には、きっとものすごく怒ってしまう。
それに、白線を踏んだりした時に自分の娘に、エアーでバツをつけられるのも耐えられないし、指示通りお利口さんをしてそれを褒められるのもむず痒い。
これはあくまでも私のモットーなので、完全なる個人の主観です。
(もちろんお教室、礼儀お作法を学べるし、お勉強もできるし、頑張るということも覚えられる!から良いこともたくさんあると思います。私には合わないだけ。何度も強調してしまい恐縮ですが完全なる主観です!お教室に通うことを否定しているのではないのでどうか語弊がないように...)
私は、娘にお受験に特化した訓練は家庭でできる範囲で行いました。結局最後までできなかったけど、Amazonで数冊問題集を買って、それなりに大げんかしながら一緒に解きました。でもペーパーはそこそこに。それよりも力を入れたこと。
それは料理です。
夏休みから娘の好きな料理をとにかく一緒にやりました。りんご狩りに行って、その絵を描いて、造形でリンゴを作って、最後にアップルパイを作る。
お友達を呼んでみんなで流しそうめんをする。
お休みの日にお弁当箱におかずを作る。そしたらそれをイラストで描く。最後に造形で作る。
好きをとことん追求して、そこからたくさん内容を派生させました。
そして「好きの芽」だけで果たしてお受験どこまで行けるか、その可能性に挑戦してみました。
結果「好きの芽」はしっかり芽を出しました。
リトルシェフクッキングで、たくさんの子ども達に出会います。
一人一人の子ども達にとって、その子の「好きの芽」を決して摘んでしまわない、そんな教育を行いたい、いつもそう思っています。
子どもが指示行動を守れなくたって、何も悪くない。
だって何か他に興味があることがあるから。
その他の興味にこそ「好きの芽」のヒントが詰まってます。
私達大人は、子どもをペッパー君に育ててるのではなく、
「何が好きなの⁇」そのヒントを探しまくって、ちょっとした仕草から「好きの芽」を探す応援団長に徹することです。
最初の3つのお約束。
失敗は成功の元。
これだけを覚えて欲しい。
だから、もしお受験のお教室で可愛い我が子を見て、他の子と比べてしまって辛くなっていたら、
指示行動をどうして守らないの?と怒ってしまう前に、
失敗しても全然OKの料理で、その子にしかない「好きの芽」を一緒に見つけていきましょう。
リラックスして、子どもの可能性を親が心から信じて。
お教室で他人が我が子に下した「お利口さん」の判断にほっと肩を撫で下していたら勿体無い。他人が我が子に「もっと集中力をつけて」と注意してくれたら、お教室での講義はその子にとって興味がないと分かってよかった。親は、その子が集中できるものを一緒に探し始めることができます。決してその子に集中力がないわけではないから。
子どもは他人の評価に委ねないで。親である私たちが、ありのままを愛して、その子のみる世界を一緒に覗いてみて、感動したり発見する。それが幼児期にできる最高の幼児教育なのではないでしょうか?
その子にしかない「好きの芽」を何よりも一番大切に。
武田格リトルシェフクッキング株式会社
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