第2話「コミュニケーションロボット」ー案内ロボットとしての利活用は広がっている
人工知能の発達と同時に社会情勢が大きく変化としてきており、労働人口が減少が慢性化してきております。そんな中サービスロボットが提供するサービスの品質が向上していることからサービスロボット全体の市場が拡大傾向にあります。また、その中でもコミュニケーションロボットが大きな成果を産んでおり非常にたくさんの場所で見かける様になりました。最近では、駅構内の案内やビルの案内、ショッピングセンター内の売り場の案内などいろいろな機会でそうしたサービスロボットが活躍する機会が増えてきています。
コミュニケーションロボットは、会話が発生するさまざまな場面で人の代替え手段となり得るため、利活用の幅が大きく広がっています。例えば駅構内の乗換案内やショッピングセンターなどの店舗の案内、図書館や病院での各目的地の案内などたくさんの用途で有効的に活用されています。また、介護施設では、お年寄りのエンターテイメントとしてもクイズや余興やダンスなどを行うロボットとして利用されていたりします。市場が拡大していることも追い風になっています。旅のガイドや工場見学ガイドとしてコミュニケーシュニケーションロボットが利活用されるようになってきています。
こうした人を目的の場所へ案内するという人工知能技術は、多くの場所へ転用することが可能でありその裾野は広がっていますが、一方、既存技術ではロボットが人間の様に自然に雑談する事は難しく、特に接客業の様にたくさんの話題が発生するシーンでの利活用はいまだ難しいといえます。
そのような背景にあり、コミュニケーションロボットの市場が最も拡大しているのが、 案内用途としての利用です。 案内用途での利用が拡大する要因は、例えばホテルのチェックインやビルの受付業務のように作業をマニュアル化する事ができ繰返し作業を行う事で人の負担を軽減し、ロボットと人が一緒に働く事ができるようになったり、駅の乗換案内等の決まったシュチュエ―ションが発生する事が多く自動化が進みやすいためです。更に、いえば、チャットボットやコールセンターなど類似市場で活用されるソフトウエアに搭載される人工知能技術は、案内用途のコミュニケーションロボットにも転用が可能であり、ロボットの回答精度の向上にも寄与しています。最近ではChatGPTも発表され、ますますこの案内の分野は加速していく事が想定されます。
趙徳鵬ロボットバンク株式会社
静岡文化芸術大学 生産デザイン学科卒業 カーデザイン 静岡大学大学院 工学研究科 工学 修士 2015年に北京中関村に起業、APP開発中心、その後会社は大手ECサイトに売却 2016年36krのグローバルビジネス優秀インキュベータに選出 2017年清華大学のグローバルビジネス優秀インキュベータに選出 2019年 月間5億PVを誇る、中国最大のベンチャー/ITメディア「36kr」36krspace (米ナスダック上場)と 共同で初の海外インキュベーション拠点を設立 (日中ハイテク企業をつなぐ) 2020年 中国最大イノベーション大学 混沌大学日本支店設立(日中ハイテクイノベーション企業をつなぐ) 2022年 RobotBank当社設立 ロボティクスで実現するモノづくりDX、幸せライフスタイルDXを促進する
ロボットバンク株式会社
CEO