
vol.123 AUBA活用事例インタビュー 計93社とコンタクト!グラフィックスの最新技術を提供する2社に迫る!/株式会社ベビーユニバース&株式会社PCB.Tokyo
こんにちは!AUBAカスタマーサクセスチームの谷口です!
今回は、ソフトウェア事業を展開するこちらの2社をご紹介!
■株式会社ベビーユニバース&株式会社PCB.Tokyo
株式会社ベビーユニバース
※AUBA利用歴4年4ヶ月/コンタクト実績50社/共創中9社
https://auba.eiicon.net/projects/991
株式会社PCB.Tokyo
※AUBA利用歴4ヶ月/コンタクト実績43社/共創中5社
https://auba.eiicon.net/projects/26220
●事業における課題、オープンイノベーション実践の背景は?
ーー本日はよろしくお願いいたします。今回お話を伺うのは、両社代表取締役の五十嵐様です。さっそくですが、まずは事業内容を教えてください。
私は、株式会社ベビーユニバースと株式会社PCB.Tokyoの2社で代表取締役を務めております。
ベビーユニバースが親会社、PCB.Tokyoが子会社という立ち位置です。
ベビーユニバースはソフトウェアの開発会社で、その中でも特にニッチなベクターグラフィックスの分野を取り扱っています。ベクターグラフィックスとは、グラフィックスの形式の1つです。
4年前に、当社のベクターグラフィックス技術の集大成とも言える「印刷データ生成システム」という特許を取得しました。この特許技術を使い、ローカルではなくクラウド上でグラフィックを作り続けるサーバー「BUCAS(ブーカス)」の開発を行い、クラウド上でベクターグラフィックスを作り続けることが可能となりました。BUCASは裏方で人目につかず働き続けるもので、何らかの仕組みと連動してベクターグラフィックスを作り続けます。たとえば、ネット上で名刺のプレビューを見て校正しながらデザインの指定・発注が行えるBtoBの名刺受発注システム「WebCa」の裏にも、BUCASがフレームワークとして採用されています。
この延長線上に「PCB Checker」というソリューションがあります。これはPCB.Tokyoの初のソリューションで、電子回路図を検査するソフトとなっています。裏ではBUCASが、回路図の正確なプレビューや細かい部分の検査等を担当しています。このPCB Checkerを電子回路産業に向けて販売していこうとした時に、ベビーユニバースが電子回路産業のお客様を抱えていなかったため、新たにPCB.Tokyoという子会社を作りました。
▲株式会社ベビーユニバース/株式会社PCB.Tokyo 代表取締役 五十嵐 隆典 様
ーー両社ともベクターグラフィックスの技術を活かした事業を行っているのですね!では、他社との共創/オープンイノベーションに取り組もうと思われた背景を教えて下さい。
ベビーユニバースとしては、BUCASなどのグラフィックデザイン自動生成技術を軸に、一緒に新たな取り組みをして下さる企業を探していました。
PCB.Tokyoとしては、私1人の体力の無い小さな会社なので、基板メーカー様および半導体メーカー様など電子回路産業の企業様との共創で、PCB Checkerを実用化・普及することを目指していました。
●AUBAをどのように活用しているのか?
ーー現在はAUBAをどのようにご活用されていますか?
代表取締役である私が、ベビーユニバースとPCB.Tokyoの2つの窓口を担当しています。PRページは2つ別々に持っており、メッセージのやり取りも分けて行っています。
ーーAUBAを利用する際に、工夫されていることや意識されていることはございますか?
サブスクリプションプランのコンサルタントの方から最初にご指導頂いた通り、当社は何者で、どんな共創をご提案できるのか、その共創提案によって相手企業様にはどのようなメリットがあるのか、をできるだけ明確にお伝えするように心がけております。
ーーAUBAをご利用されてみての印象をお聞かせください。
AUBAの皆様には、非常に丁寧にご対応いただいていると感じています。特にサブスクリプションプランのコンサルタントの方は、弊社の捉えづらい事業内容を深く理解したうえで複数の企業様を推薦して下さっています。その際、推薦する企業のことをかなり細かいところまでご説明いただけるのが有難いです。また、ご推薦いただいた企業様にはほとんどメッセージを送っていますが、そこからの返信率も非常に高いです。
企業のHPのお問い合わせ欄にメッセージを送る等の直接的な方法では、弊社のような小さい会社にはなかなかレスポンスがありません。しかし、AUBA上では結構返信をいただけます。一度面談まで繋がれば弊社に興味を持って下さる企業様も多くいらっしゃり、上手く活用させていただいているなという印象です。
●活用による成果/変化は?
ーー実際にお取り組みに進まれているお話はございますか?
ベビーユニバースでは9社、PCB.Tokyoでは5社とお話が進んでいます。
まず、ベビーユニバースの方でお話が進んでいる9社のうち、4社とのお取り組みについてお話します。
1社目は、某レジャー系企業様です。
あるアパレルのお客様がキャンプ場をお買い上げになられた際、そのキャンプの予約システムの製作を弊社に依頼されました。アパレルのお客様にそのシステムは収めたのですが、システムの著作権自体はそのまま弊社が持っていたため、これをどこかに売りたいと販売相手を探していました。そこで先方に発注いただいたという流れです。先方も弊社と同じ湘南地区にあるため、スムーズにお話が進みました。
2社目は、某リテイラー会社様です。
先方が、オンラインショップで扱っている熨斗への名前入れの仕組みが店舗ごとに統一性がなく、完成図をお客様が確認できないという現状に課題感を持たれており、弊社のシステムを導入しようとお話を進めています。現在弊社がシステムのデモを作っている段階です。
3社目は、某デジタルマーケティング会社様です。
弊社が行うベクターデータの自動化は、自動組版と呼ばれるのですが、先方はこの自動組版を探していたということで、我々の自動組版をご検討いただいている段階です。
4社目は、某ゲーム会社様です。
“先方のゲームキャラクターに付加価値をつけて利用できる仕組みをつくる”という先方の共創テーマに対し、「BUCAS」を使ったゲームユーザーへのプレゼント企画をご提案しているところです。
PCB.Tokyoの方でお話が進んでいる5社のうち、2社とはPCB.Checkerを中心とした座組で取り組んでいます。また、別の1社には弊社への出資をご検討いただいております。先方の投資会社が立ち上がったタイミングでまたお話しさせていただくことになっています。
ーー計14社とのお取り組みが進まれているのですね!AUBAを通じたオープンイノベーションに取り組む前と後で、協業先に関する視野が広がった等、変化を感じられた部分はございますか?
AUBAを通じて一番感じている事は、「日本にもまだまだ知らない素晴らしい会社がこんなに多くあるんだな!」という驚きです。また、知っていた会社でも「こんな素晴らしい事業もされておられるのか!」という新たな発見もあり、すでにこの段階で得をした感覚になっています。このような、社会を一から勉強している、という謙虚な気持ちになってから、ご面談頂ける割合が何だか増えて来たように感じております。
ーー最後に、今後の展望をお聞かせください。
ベビーユニバースとしては、AUBAを活用してニーズの合う企業と提携することで、BUCASをより多くの企業さんに使っていただきたいと考えています。BUCASの利用範囲をより広く発展させていきたいです。
PCB.Tokyoとしては、オンラインで利用できるPCB Checkerの魅力を広めることを目標に掲げています。また、ただ検査に使ってもらうだけではなく、地球環境の改善にもつなげていきたいと考えています。というのも、実は電子回路産業は数十年もの間、非常に環境に負荷のかかる製造方法をとっているのです。装置メーカーさんなどの力をお借りすることで、「2030年までに電子回路産業の製造方法を地球環境に負荷のかからない方法に変える」という弊社のミッションを実現していきたいです。
ーー貴重なお話ありがとうございました!
※※今回ご紹介した企業にご興味頂いた方は是非以下よりコンタクトが可能です※※
【株式会社ベビーユニバース】
htthttps://auba.eiicon.net/projects/991
【株式会社PCB.Tokyo】
https://auba.eiicon.net/projects/26220
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【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】
AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。
提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。
https://inquiry.eiicon.net/l/864992/2020-12-08/27g2gq
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AUBA活用についてお困りの方は是非オンラインコンサルタントにご相談ください!
現在、サブスクリプションプランに含まれる個別面談を初回無料で受けることができます。
例えば、
・改めてAUBAの基本的な使い方を教えて欲しい
・どのようにメッセージしたら返信が返ってくるのか
・希望に合う企業を紹介してほしい
など、ご相談をお受けすることが可能です。
この機会にぜひご活用ください。
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■個別面談の詳細
面談方法: オンライン
※無料で登録不要のオンライン会議ツールを使用します。
面談可能日時: 平日 11:00~18:00
所要時間:30分程度
お申し込み方法:以下URLより、ご希望のお時間をご選択くださいませ。
https://eiiconcs.youcanbook.me
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