1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. 問い合わせ率2.6倍! ランディングページ×動画の効果とは
問い合わせ率2.6倍! ランディングページ×動画の効果とは

問い合わせ率2.6倍! ランディングページ×動画の効果とは

  • 4847
1人がチェック!
角田 勝美

動画はマーケティングのトレンドと言われています。

動画広告に使われる費用は2019年から2020年にかけて127.2%増加し、「動画 広告」というワードでの月間検索数も6万強から12万強へと上昇するなど、広告市場での動画は近年特に大きな注目を集めています。

一方「LPO」などのランディングページ最適化に関する検索数は現在月間4万件程度、「LP 動画」といったLPと動画を掛け合わせての検索は月に数百件程度に留まっています。

逆に言えば、このタイミングで動画を用いたLPの最適化を進めることで、他社に先駆けて問い合わせ・商談獲得を最大化できると言えます。

動画をLPに設置することで、問い合わせ率は1.86倍〜2.6倍までの向上が見込めると国内外で検証されています。この記事ではLPOで動画を活用して、効果を最大限に高める方法について説明します。

目次

  1. 動画の特長
  2. LPへの動画設置で見込まれる効果
  3. これまでの検証実績(海外・国内)
  4. まとめ
  5. 【国内SaaS182件を調査!LPへの動画設置に関するホワイトペーパー】

動画の特長

動画はテキスト・画像に比べて以下のような特長があります。

①情報量が多い

②記憶に残りやすい

③シェアされやすい


①情報量が多い

1分の動画はWEBページ3,600ページ分の情報量があるとの研究結果があります。そのため、テキストや画像を使った説明に比べてサービスの情報を質・量ともに多くLP訪問者に伝えることができます。

②記憶に残りやすい

動画はテキスト・画像よりも2倍記憶に残りやすいと言われています。実はBtoB/BtoCどちらの商材でも70%以上の人は比較検討をせずに購入に至っているとのデータがあります。動画でサービス内容・良さを適切に伝え覚えてもらうことで、検討する際にそのまま購入に至る可能性が高まるといえます。

③シェアされやすい

動画はシェアされやすく、SNS上であればなんと他のメディアに比べ12倍の拡散力を持ちます。LP上の動画であっても、視聴してもらい同僚や上司にシェアしてもらうことでサービスの検討段階が進むことが見込めるでしょう。

こうした特長があることで、動画はサービスの購入にあたり消費者・マーケティング担当どちらからも必要とされています。

具体的には、2021年現在サービスを検討する際に69%もの人が「サービスについて知るのに動画を使いたい」と回答しています。また94%のマーケティング担当が「動画でサービスの理解度が高まる」と回答しています

LPへの動画設置で見込まれる効果

それでは、こうした特長があり、消費者からも評価を受けている動画をLPに置くことでどのような効果が見込めるでしょうか。

動画設置で出る成果は「問い合わせ率(CVR)の向上」ですが、動画があることによって、LPに次のような変化が起きます。

・購買意欲の向上

・LPへの滞在時間増加

64%の消費者が、動画で購買意欲が向上すると述べており、BtoBの商材であれば問い合わせ率の向上に直結していることがわかります。

動画をLPに設置することでLPへの滞在時間は88%増加するとも言われており、興味を持っているLP訪問者がサービスを理解・納得する機会を増していると評価できます。

これまでの検証実績(海外・国内)

実際にLPに動画を置いて成果が上がるかを検証した事例は、EyeView(海外)とFREE WEB HOPE(国内)によるものがあります。

EyeViewによる事例は主にLPのファーストビューをメインに検証したものです。86%の問い合わせ率向上を生んだ例では、LPの構成・内容を変えずファーストビューに自動再生する動画を入れるという対応を行いました。

FREE WEB HOPEによる事例はLP全体に動画を活用するもので、以下4箇所で動画設置による問い合わせ率の変化を検証しています。

・ファーストビュー

・競合比較表

・オンライン決済サービスの多さ

・セキュリティについての説明

これらのうち最も成果が上がったのがファーストビューへの動画設置で、問い合わせ率260%増という結果が出ています。

まとめ

LPに動画を入れることで、問い合わせ率は2倍以上の増加が見込めます。また、国内外の検証結果からはファーストビューに動画を設置することがベスト・プラクティスと評価できそうです。

LPに埋め込む動画は作成・運用には工数がかかる側面もあります。ですが、作成数は動画広告より少なく、また営業・CS用途にも活用可能なものです。LPの動画による最適化を検討してみてはいかがでしょうか。

【国内SaaS182件を調査!LPへの動画設置に関するホワイトペーパー】

LPOにお悩みのSaaS、BtoBのマーケティング担当者様に、182件ものLPを調査して分かった、動画を使ったLPOのベストプラクティス、注意点や分析方法をご紹介いたします!

ぜひ以下のフォームより、ご連絡をお待ちしております。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScrW86sIKQJt-acsxlRkceLPsor1_nixaIz6LAY0wqH9MQjiQ/viewform

角田 勝美hachidori株式会社

hachidori株式会社

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント1件

  • 佐藤優

    佐藤優

    • 株式会社MAKEUPONE'SLIFE
    0いいね
    チェックしました

おすすめブログ

  • クリック率6倍の効果?!動画メールのノウハウ集

    コロナ禍で通電率が低くなる中、主にメールを使ったマーケティング、コンテンツナーチャリングの重要度が増しています。各社がそうした対応を行うことで、受信者である私たちのメール受信数は増え、その結果メールの開封・判断はよりシビアになっていると言えます。この記事ではメールの件数が増え、情報の必要性が早く判断される状況で有効な「動画メール」のノウハウをご紹介いたします。「動画メール」は動画が埋め込まれたメール、または動画へのリンクがついたメールを指します。目次動画メールの効果動画メールの効果を最大化する方法【国内・海外事例を徹底調査!動画メールに関するホワイトペーパー】動画メールの効果Campaign Monitorの調査で、動画メールは平均してCTRがテキスト・画像のみのメールに比べ65%高いとの結果が出ています。国内ではピーシーフェーズによる検証でCTRが6倍になったとの成果もあります。こうした効果が出る背景には、消費者側の行動変化があります。動画で生まれる消費者の行動変化①購買意欲の向上②動画の重要性の認識③伝えられる情報量の増加海外での検証事例では、64%の消費者が、動画で購買意欲が向上すると回答しています。

    角田 勝美

    3年前

  • ランディングページビルダー市場2024-2031 |需要、市場シェア、業界のリーダー

    "リードキャプチャソフトウェア市場の概要:2024-2031グローバルリードキャプチャソフトウェア市場2024-2031は、業界の専門家からの入力による詳細な市場分析に基づいて作成されています。 レポートは、今後数年間で市場の風景とその成長見通しをカバーしています。 レポートには、この市場で動作している主要ベンダーの議論が含まれています。 このレポートで提供される独占的なデータは、研究および業界の専門家チームによって収集されます。サンプルレポートのリクエスト @ https://www.marketreportsinsights.com/sample/113225さらに、このレポートは新たなトレンド、重要な推進力、課題、機会に焦点を当て、業界で繁栄するために必要なすべてのデータを提供します。このレポートの市場調査は、業界内の現在および将来のシナリオの詳細な分析を含む、包括的な視点を提供します。リードキャプチャソフトウェア市場のトップキープレーヤー:Landingi , NetLine , Clearbit , Purple WiFi , Avochato , CallRail , FormAssemb

    クナル

    9ヶ月前

  • 視聴環境が動画広告効果に及ぼす影響を脳波計測による感性評価技術で調査 美容室での動画広告視聴時の特徴は感性が豊かに反応を示す

    脳波計測による感性評価サービスを提供する株式会社 電通サイエンスジャム(東京都港区 代表取締役社長 神谷俊隆、以下DSJ)は、視聴環境の違いによるユーザーの動画広告への視聴態度の変化を脳波計測により検証し、その結果を公開しました。 ■動画広告市場の成長と視聴環境の多様化オンラインメディアの動画を使った情報発信や動画専用メディアの普及、インターネット環境の向上により、通勤・通学中の電車内やタクシー乗車時、信号待ちに、スマホや常設型のタブレット、屋外広告用モニタと様々なシーンで動画を目にします。近年は、動画を活用したマーケティング活動が盛んになっており、動画広告市場は、2024年には5000億円規模となると言われています。 広告の効果を発揮させる上で、様々な環境で視聴する動画広告を画一的に1視聴として良いものなのでしょうか。そこで、株式会社デジタルガレージが提供するデジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」(https://sakizakiteruko.jp)を活用し、視聴環境が動画コンテンツにもたらす影響を調査しました。本調査は、被験者が美容室と自宅で広告を含む動画コンテンツを視聴した際の脳波を計測し、それぞ

    飯田剛史

    4年前