Plug and Play Japan、アクセラレーションプログラムでスタートアップ69社を採択
Plug and Play Japan株式会社は、2019年6月〜9月期で実施するアクセラレーションプログラム のSummer/Fall 2019 Batch(バッチ)で5テーマ(IoT、Fintech、Insurtech、Mobility、Brand & Retail)において、公式パートナーである大手国内企業29社と共に国内外合計69社のスタートアップを採択した。
※Batch(バッチ)とは……「ひとかたまり」や「一区切り」という意味。大きいかまどで“一括り”で小さいパンをいくつも焼く、というところからこの“一括り”をBatchと呼ぶ。Plug and Play では12週間を一つのBatch として年に2回プログラムを実施。
Summer/Fall 2019 Batchでは、新しいテーマとしてBrand & Retail プログラムが開始となる。3ヶ月に及ぶ選考プロセスを経て、今回は5テーマで69社のスタートアップを採択することになったという。
Plug and Play は革新的な技術やアイディアを持つスタートアップを大手企業とともに支援していく世界トップレベルのグローバル・ベンチャーキャピタル/アクセラレーター。
2018年11月〜2019年3月期に実施したアクセラレーションプログラム 「Batch 2」では、 4業界(IoT、Fintech、Insurtech、Mobility)において、公式パートナーである国内大手企業22社と共に、国内外併せて59社のスタートアップを支援した。
成果発表会であるEXPO(一般的にDemo Dayと呼ばれるもの)では、2日間を通して53社のスタートアップが3ヶ月間の成果を発表、1,533名が参加。今回のSummer/Fall 2019 Batch で採択されたスタートアップは下記の通り。
また、2019年9月18日(水)・19日(木)の2日間に渡って、今回のSummer/Fall 2019 Batchの3ヶ月間の成果を発表するDemo Day、Summit(サミット)を開催する。
Plug and Play が提供するアクセラレーションプログラムとは
Plug and Play Japan コーポレートパートナー企業とともに、業界などの“テーマ”を主軸として、国内外のスタートアップをグローバルレベルのスタートアップへと支援していく約3ヶ月のプログラム。
スタートアップはこのプログラムを通じて、複数のコーポレートパートナーのリソースを活用でき、幅広く多数の大企業との連携の機会を得られる。
また、グローバル展開を目指すスタートアップは本社Plug and Play のメンターによるメンタリングやシリコンバレーでのピッチの機会、グローバルマーケットへのアクセスも可能。プログラムに採択されたスタートアップには、東京渋谷に位置するPlug and Play Japanオフィスのコワーキングスペースを期間中無償で利用することができる。スタートアップにとって、プログラム期間中の本来の事業成長へ集中できる環境づくりをPlug and Play Japan は全力でサポートする。
また、企業パートナーはプログラムへの参加を通じ、厳選された国内外スタートアップとの個別面談、ネットワーキング、ディールフローセッション(ビジネスマッチング)等の機会が提供される。
コワーキングスペース兼イベントスペースである、Plug and Play Shibuya を起点として、大企業とスタートアップが混ざり合うコミュニティ作りを行なっている。アクセラレーションプログラムや多数のイベント開催を通じて、日本でもスタートアップ・エコシステムを形成していくという。
Plug and Play Japan のコーポレートパートナー (2019年6月3日現在29社)
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)