PHR×ゲームで介護予防を後押し リアルワールドゲームスとWellmira、大阪市此花区で実証開始
リアルワールドゲームス株式会社と株式会社Wellmiraは、経済産業省「令和6年度補正 予防・健康づくり分野における先端技術を活用した社会課題解決サービス開発促進事業」に採択された実証ユースケースとして、PHRを活用した介護予防サービス「わんわん物語〜カロママとトレトレで健康に!〜」の実証を、2026年1月14日より大阪市此花区で開始する。
本実証では、リアルワールドゲームスが提供する位置情報アプリ「トレイントレイン」と、WellmiraのAI健康アプリ「カロママ プラス」を連携。高齢者を中心とした利用者に対し、日々の生活の中で無理なく健康行動を継続できる仕組みを提供する。
健康データを“行動”につなぐ、PHR活用型サービス
近年、健康診断結果やウェアラブルデバイスから取得されるPHR(Personal Health Record)を活用したサービスは拡大している。一方で、要支援・要介護認定者の増加や介護保険費用の増大を背景に、介護予防に資する行動変容をいかに促すかが課題となっている。
本事業は、PHRやAIといった先端技術を活用し、個人に最適化された介護予防サービスの社会実装を目指すもの。両社はその一環として、日常の健康管理を「楽しく」「続けられる」体験へと転換するユースケースの構築に取り組む。
「わんこ」と一緒に楽しく続く、健康行動ミッション
「わんわん物語〜カロママとトレトレで健康に!〜」では、利用者が「カロママ プラス」に記録した食事・睡眠・運動などのライフログが、経産省が整備するPHR基盤「PHR CYCLE」を通じて「トレイントレイン」と連携される。
そのデータをもとに、アプリ上では日々の生活に即した「健康行動ミッション」が提示される。食事や睡眠の記録、ウォーキング、地域の通いの場やイベントへの参加、友人とのあいさつなど、無理なく実践できる内容が中心だ。
ミッションを達成すると、アプリ内の犬のキャラクター「わんこ」がリアクションを返すなど、ゲーム性のある演出も盛り込まれている。
健康行動が“地域のご褒美”に。ポイントで継続を後押し
本サービスのもう一つの特長が、地域と連動したインセンティブ設計だ。健康記録やミッション達成に応じて「コノハナポイント」が付与され、此花区内のセブン-イレブン11店舗で利用できるクーポンと交換可能となっている。
健康づくりの成果が身近なご褒美につながることで、継続的な行動変容を促す狙いだ。両社は本実証を通じて、PHRとAIを活用した介護予防サービスの有効性を検証し、今後の社会実装・横展開につなげていくとしている。
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(TOMORUBA編集部)