1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. DXで食品産業の課題解決を目指すGoals、13.3億円の資金調達を実施
DXで食品産業の課題解決を目指すGoals、13.3億円の資金調達を実施

DXで食品産業の課題解決を目指すGoals、13.3億円の資金調達を実施

  • 15076
1人がチェック!

株式会社Goalsは、プレシリーズBラウンドで総額13.3億円の資金調達を実施した。新規投資家としてWiL、株式会社サーバーワークス・キャピタル、並びに既存投資家であるALL STAR SAAS FUND、Angel Bridge株式会社、みずほキャピタル株式会社を引受先としている。今回を含めた累計資金調達額は40.9億円となる。

調達した資金は、開発体制並びに営業体制の強化に活用するという。外食産業の業務支援サービス「HANZO」シリーズをはじめとしたプロダクト開発および導入支援を通じ、食品産業の課題解決を目指していく。

資金調達の背景と目的

日本の食品産業は、食材価格の高騰、食品ロス、人手不足や労働環境の問題など、さまざまな課題を抱えている。Goalsは「食品産業の、ロスをなくす。」というミッションのもと、現場オペレーションの改善からサプライチェーンの最適化で産業課題の解決を目指している。

まずは外食産業の課題解決に向け着手し、2020年10月より、飲食店向け自動発注クラウドサービス「HANZO 自動発注」を開始した。多数の飲食チェーンに導入され、AIによる発注業務の代替により、食材ロスや品切れの防止、発注工数・時間の削減などの成果を得ている。

加えて、AIが売上や客数を予測し、最適な人員数・人材配置モデルを作成する「HANZO人件費」や、店舗・食材別に食材原価を可視化し、分析を可能にする「HANZO 原価分析」などをラインアップし、店舗運営における主要コストである食材原価と人件費の最適化を実現。

今回の資金調達により、外食産業の利益率向上に向け、サービスのさらなる高度化、導入支援体制の強化を図る。また、今後は現在のサービスで得た食品需要データや知見を用いて食品流通企業、食品メーカーの在庫最適化に向けた新サービスの開発を進め、食品産業全体の食品ロス削減などの課題解決を目指す。

資金調達概要

・調達金額:13.3億円

・新規投資家(順不同):WiL、株式会社サーバーワークス・キャピタル

・既存投資家(順不同):ALL STAR SAAS FUND、Angel Bridge株式会社、みずほキャピタル株式会社

・調達資金使途:開発・営業体制の強化(体制強化に向けた人材採用を含む)

関連リンク:プレスリリース 

(TOMORUBA編集部) 

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント1件

  • 平田稔和

    平田稔和

    • フリーランス
    0いいね
    チェックしました