1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. OMO事業を展開するNew Innovations、11.6億円の資金調達――新たな全自動調理ロボを発表
OMO事業を展開するNew Innovations、11.6億円の資金調達――新たな全自動調理ロボを発表

OMO事業を展開するNew Innovations、11.6億円の資金調達――新たな全自動調理ロボを発表

  • 14631
1人がチェック!

OMO事業を展開する株式会社New Innovationsは、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する未来創生3号ファンドをはじめとする10社および経営株主等を引受先とした約11.6億円の第三者割当増資により、シリーズBラウンドの資金調達を実施した。これにより、創業からの累計調達額は68.1億円となる。

今回調達した資金は、OMO事業におけるプロダクトの量産・販路拡大、ソリューション提供にかかる組織強化に投資する予定。

併せて、OMO事業の新たなプロダクトラインナップとしてハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister」を発表した。

まずは飲食・小売・宿泊の3領域の自動化・省人化にフォーカスし、日本のハードウェアの技術力にAIをはじめとするソフトウェアの構築力をかけ合わせ、顧客の課題を解決する「次世代メーカー」の担い手として、産業全体の変革に取り組んでいくという。

New Innovations は「人類を前に進め、人々を幸せにする」を理念に、OMO(Online Merges with Offline)を主軸とする事業を展開。これまで人が行っていた業務をAIやロボティクスなどのテクノロジーによって自動化・省人化し、そこで生み出された時間により、人が付加価値が高く、コミュニケーションなど温もりの感じられる業務に従事できる社会の実現を目指している。

2018年に創業し、2021年にスマートコーヒースタンド「root C(ルートシー)」をリリース。わずか一坪の空間に新たな顧客体験を生み出し、商業施設をはじめ約20箇所で運営されている。2024年にはかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」をリリースし、プロントコーポレーション社の運営店舗や大阪・関西万博におけるサントリー社の出展店舗などへの導入が進んだ。

これからはプロダクト起点での課題解決に加え、日本のハードウェアの技術力にAIをはじめとするソフトウェアの構築力をかけ合わせたソリューション提供を本格化させていく。業務効率化や生産性向上、新たなビジネスモデルの創出、顧客体験の向上などを実現することで、企業の売上や利益拡大、ひいては産業の発展に貢献する「次世代メーカー」としてさらなる事業拡大を目指す。

また、ハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister」を新プロダクトとして発表。

さらに、これまでは飲食・小売を主な事業ドメインとしていたが、宿泊業の清掃・搬送業務について研究開発を進め、新たにこの分野への進出を決定した。今後は、飲食・小売・宿泊の3領域における自動化・省人化にフォーカスし、各業界を牽引する企業との連携を強化しながら、社会実装に向けて取り組んでいく。

第三者割当増資引受先(順不同)

・スパークス・アセット・マネジメント株式会社(未来創生3号ファンド)

・ニッセイ・キャピタル株式会社

・池田泉州キャピタル株式会社

・株式会社FLAG-41

・SBIインベストメント株式会社

・グローバル・ブレイン株式会社

・KDDI Open Innovation Fund 3号

・三鬼 紘太郎氏

・HERO Impact Capital

・DEEPCORE

・経営株主等

※記載の組織名が引受者の組合等名称と異なる場合がある。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント1件