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日本の若者世代の経済不安解消を目指すフィンテックスタートアップ・HabittoがシリーズAで18億円調達

日本の若者世代の経済不安解消を目指すフィンテックスタートアップ・HabittoがシリーズAで18億円調達

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金融の不安を解消し、若者に寄り添うサービスを提供するシンガポール発のフィンテックスタートアップ 株式会社Habitto(以下、Habitto)は11月27日、QED Investors、DG Daiwa Ventures(DGDV)、Scrum Venturesから資金調達を行った。シリーズAの資金調達ラウンドにおいて18億円を調達。さらにシリーズAではAnthemis Group、その他の既存シェアホルダーからの再出資も獲得し、累計調達額は28.8億円に到達した。

資金調達の背景と目的

Habittoは、無料の金融アドバイスや統合的な金融体験を提供するモバイルアプリを通じ、若者世代の経済的不安を軽減することをミッションとしており、これまでに42,000人以上のユーザーを獲得し、アプリ内で提供するデジタルアドバイザーが個別のファイナンシャルプランニングを支援している。

今回調達した資金はユーザーベースの拡大やデジタルバンキングプラットフォームの強化、さらには日本市場特有の顧客ニーズに応える高度な金融ツールやサービスの開発に活用される。

Habittoの共同創業者兼CEOであるサマンサ・ギオッティ氏は今回のマイルストーン達成について次のように述べている。

「QEDのような世界的な投資家と、DGDVのような地域に根ざした知見を持つパートナーに支えられていることを幸運に思います。資金調達環境は厳しいですが、両社はフィンテック分野で豊富な経験と知識を持ち、強力なパートナーとなりました。このラウンドを通じて日本市場とHabittoへの関心が高まっており、初めて日本市場に参入する投資家も迎え入れる予定です。」

Habittoが描く未来

2021年の創業以来、Habittoは順調に成長を遂げており、設立3年目で預金残高は47億円を突破。2021年には5億円、2023年には5.8億円の資金調達を実施し、若い世代の金融リテラシー向上と安定した経済基盤の構築に寄与してきた。

Habittoの共同創業者兼CCOであるリアム・マカンス氏は、「これからも日本の若い世代が直面する課題に向き合い、より良いマネーストラテジーを提供し続けます」と意欲を語っている。

Habittoについて

Habittoは、「End Financial Anxiety | お金の不安をなくす」というパーパスのもと、貯蓄、投資、保険、そしてアドバイスの全てを提供する「アドバイスするデジタルバンク」。国内最高水準の預金金利、デビット・キャッシュバック、無料でパーソナルなアドバイスで若い世代のマネー戦略をサポートしている。

同社はベンチャー投資家からフィンテック経営者へ転身したイタリア人女性のサマンサ・ギオッティと、オーストラリア出身の連続起業家リアム・マカンスが起業。2021年11月にエスジェイ・モバイルラボジャパン株式会社としてスタートし、2023年3月、社名を株式会社Habittoに変更した。

今後の展望として、Habittoは資金調達を原動力に、日本国内外での更なる成長を視野に入れている。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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