スマート農業パッケージを販売するAGRIST、NIPPON EXPRESSホールディングスからシリーズB資金を調達
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社は、NIPPON EXPRESSホールディングスからシリーズB資金を調達した。AIを活用したスマート農業で、収穫量を予測し、物流を効率化することで、食料問題解決とCO2削減に貢献する。農業のDXを加速させ、2040年の物流課題解決を目指す。
資金調達の目的
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業。AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を宮崎県を中心に全国で展開している。
今回の資金調達により、AIによる収穫量予測の精度をさらに高め、農産物の集荷・輸送計画の最適化を実現する。これにより、食品ロスを削減し、CO2排出量を減らすことで、持続可能な社会の実現に貢献していく。
今後の展望
AGRISTは、今回の資金調達を機に、AI農業の研究開発を加速させ、自社の農場での収量予測を向上させていく。また、NIPPON EXPRESSホールディングスとの連携により、物流業界全体のDXを推進し、農業と物流の融合による新たな価値創造を目指す。
具体的には、以下の取り組みを加速させていく。
・AIによる収穫量予測の高度化: Microsoft Copilotを活用した機械学習モデルの改善により、より高精度な収穫量予測を実現し、農家の経営をサポート
・ロボット技術の導入: 農作業の自動化・省力化を推進し、労働力不足問題の解決に貢献
・物流ネットワークとの連携: NIPPON EXPRESSホールディングスの広範な物流ネットワークを活用し、農産物の輸送効率化を図る
・海外展開: 日本の農業技術を世界に発信し、グローバルな食料問題解決に貢献
AGRISTは、AIとロボット技術を活用したスマート農業を通じて、日本の農業の活性化と世界の食料問題解決に貢献していくという。
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