女性ヘルスケア領域での事業を通じて社会課題の解決を目指すmenopeer、シードラウンドでの資金調達を実施
株式会社menopeer(メノピア)は、キャピタルメディカベンチャーズ及びマネックスベンチャーズが共同運営する東京ウェルネスインパクトファンド、イーストベンチャーズ5号ファンドより資金調達を実施した。
資金調達の背景・目的
同社は、「女性の心身の健康支援を通じて、自己実現を目指し続けられる社会の実現」をミッションに掲げ、女性のヘルスケア領域に関するサービスの開発と提供を行っており、昨年2月には、40〜50代の女性向けのLINE女性ヘルスケア相談サービスをリリースしている。
経済産業省は、女性特有の健康課題(更年期や月経に伴う症状、婦人科がんなど)による経済損失が年間約3.4兆円にのぼるとの試算を今年の2月に発表。中でも、更年期症状による女性の離職損失が最も大きく、約1兆円となっている。更年期症状が現れてくる40〜50代は、女性にとってちょうどキャリアアップの重要な時期に重なるが、女性が男性と同等に長く働く制度や環境は整備が進んでいる一方で、こうした健康課題によって自己実現を断念してしまう現実がある。
同社はこうした社会課題に対し、今後は個人のみならず、あらゆるステークホルダーに対する事業や連携を行いながら「女性の心身の健康支援を通じて、自己実現を目指し続けられる社会の実現」を目指していくという。
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