日鉄興和不動産、アグリテックスタートアップ・AGRISTへ出資及び資本業務提携を締結
日鉄興和不動産株式会社は、AI農業のAGRIST株式会社に対し、出資するとともに、同社と資本業務提携基本合意書を締結したことを発表した。
▲画像:AGRIST社のキュウリ収穫ロボット
AGRIST株式会社について
AGRIST社は、「100年先も続く持続可能な農業の実現」をビジョンに2019年に設立され、AIやロボットを活用した営農システムの開発に取り組むアグリテックスタートアップ企業。これまでに、第10回ロボット大賞で農林水産大臣賞やCES2023でイノベーションアワードを受賞しており、国内外で高い評価を得ている。
今後の展望
日鉄興和不動産が推進するオープンイノベーションの取り組みの一環として農業事業を模索・検討するに当たり、農業テック分野において、ロボット技術のみならず、公民連携による農地探索力・AIを活用した次世代スマート農業への着手など、多角的に取り組んでいるAGRIST社は良きパートナーになるものと考え、出資・業務委提携に至った。
農業は、不動産業とも密接に関連し、相互にノウハウ共有を行うことで新たな産業の創出へとつながる可能性があると、日鉄興和不動産は考えている。同社が現状行っている不動産アセットからは領域を超えるものとなるが、今後、次世代スマート農業の推進により、脱炭素をはじめとする環境問題・土地活用メニューの拡大に寄与することを期待するとともに、地方創生等の社会課題解決に向けてAGRIST社とより一層の協業を進めていくという。
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