空間の価値を最大化するソリューションを提供するmatsuri technologies、総額13.4億円の資金調達を完了
ソフトウェアを主軸に、空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供するmatsuri technologies株式会社は、総額13.4億円のシリーズDの資金調達を実施したことを発表した。
本ラウンドのセカンドクローズでは、新規投資家からVertex Ventures SEA Fund V Pte. Ltd.、日本郵政キャピタル株式会社、三菱商事株式会社、ZFP第1号投資事業有限責任組合より出資、既存投資家のBRICKS FUND TOKYO(三菱地所株式会社のCVCファンド)及び他2社より追加出資を受け、資金調達を行った。
今回の調達では、ファーストクローズ同様にStayX事業とシナジーがある事業会社様及びVertex社より長期保有を前提とした出資合意となった。
セカンドクローズの背景-事業の状況-
訪日客(インバウンド)は大幅に回復しており、2023 年には合計2,500万人(※)を記録した。観光業界全体のみならず民泊業界でも盛り上がりをみせている。2023年は、ポストコロナとなりインバウンドを中心とする宿泊需要が大幅に回復し、チェックイン数は前年比434%と大きく伸びている。この数値は、私たちの供給施設数の増加と、1か月単位での利用が中心だったコロナ禍から、ポストコロナにおいて、宿泊単位での観光需要が一気に回復し、1泊単位の宿泊が増大したことを表している。
※日本政府観光局(JNTO)発表
セカンドクローズの背景-今後の展望-
ファーストクローズに続き、同社の展開するStayX事業を拡大するため、事業提携によりシナジーが見込める企業から資金調達を行った。調達した資金をソフトウェアの強化、施設数の増加、採用の強化に使用し、事業成長を加速させ、観光立国に貢献していく。
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