通訳アプリを展開するOyraa、総額2.7億円の資金調達を実施
「あらゆる言語の壁を取り払い、誰もが好きな場所で生きられる多文化共生社会を実現する」ことをmissionに掲げる株式会社Oyraは、株式会社Adlib Tech Ventures、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、千葉道場株式会社、その他複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額2.7億円の資金調達を実施したことを発表した。
調達の背景と今後の展望
株式会社Oyraaは、誰もが好きな場所を訪れ・生きることができる多文化共生社会の実現を目指しており、対話において避けては通れない「言葉の壁」を解消すべく、通訳アプリ『Oyraa』を2017年より提供を開始した。
『Oyraa』は、153言語2,000名以上の通訳者を、24時間365日いつでも予約不要でスマホから呼び出し、1分単位でサポートを受けることができる通訳アプリ。主に母国外の国で生活をする人々が活用する通訳サービスとして、ビジネスの現場から生活に根付いたニーズにまつわる言語サポートまで、幅広く利用されている。スマホやタブレットさえあればどこでも『Oyraa』を利用できるため、役所手続きや医療機関受診、電話での問い合わせといった日常生活におけるあらゆるシーンで通訳者による言語サポートを受けることができる。日本に住み始めて日が浅く日本語が堪能でない外国人の方の生活支援を行うことができる数少ない通訳サービスだ。
また、近年は事業運営を通して築き上げた強固な通訳者ネットワークを活用して法人向けのサービスも積極的に展開しており、旧態依然とした通訳者手配その他サービスが行われがちな現場通訳・オンライン会議通訳の分野においても品質・コスト・速度の点で圧倒的に良質なサービスを多様なユースケースに合わせて提供している。
今回の資金調達は、通訳アプリ『Oyraa』のさらなるユーザー獲得に向けたマーケティング投資に加え、より法人ビジネスの強化を目的とした新機能開発、サイバーセキュリティ強化、および人材採用等に活用する。
本件に関する投資家 (五十音順)
・株式会社Adlib Tech Ventures
・株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
・千葉道場株式会社
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