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水産スタートアップ・さかなドリーム、シードラウンドで約1.9億円の資金調達を実施

水産スタートアップ・さかなドリーム、シードラウンドで約1.9億円の資金調達を実施

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革新的な魚類の品種改良技術によって「世界一旨い魚を創り、届ける」ことを目指す株式会社さかなドリームは、シードラウンドにてBeyond Next Ventures株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、1億8,750万円の資金調達を行った。

今回の資金調達は主に、新魚種の研究開発、養殖生産体制の強化、マーケティング活動などに充当する予定だという。

資金調達の概要

調達総額:1億8,750万円

調達ラウンド:シードラウンド

調達方法:第三者割当増資

引受先:Beyond Next Ventures株式会社

さかなドリームについて

同社は、革新的な魚類の品種改良技術によって「世界一旨い魚を創り、届ける」ことを目指す水産スタートアップ。日本近海には4,000種以上もの魚類が生息しており、その中には極めて美味であるものの、安定的な漁獲や養殖が困難なため、市場には出回らない「幻の魚」が数多く存在する。

同社は、世界最先端の品種改良技術によって、これらの魚の“安定的な養殖生産”と“美味しさの更なる飛躍”を実現するという。同社独自の「新魚種=ハイブリッド魚」によって、世界中の魚食体験に感動をもたらし、水産業の持続可能な発展に貢献していくという。

世界的な水産物需要の高まり

世界的な人口増加、先進国を中心に広がる健康志向の高まり、日本食文化の浸透などから、水産物への需要は年々増加している。そのような状況下、天然資源の漁獲量が頭打ちになっていることから、養殖への期待は益々高まっており、世界全体の養殖生産量は過去30年間で6倍以上に増加している。一方、日本の魚類養殖の生産量は、1991年をピークに約8割まで減少しており、水産業の再興には新たなブレークスルーが求められている。

最高に美味しい魚を届けて、世界中の魚食体験に感動を

同社は、長年にわたり東京海洋大学が研究してきた「代理親魚技法」と、異なる品種の掛け合わせにより新品種を生み出す「ハイブリッド化」を駆使することで、“日本の海”と“魚”のポテンシャルを解放し、食の本質的価値である美味しさを追求していくという。

・日本の海のポテンシャル

日本で海面養殖されている魚は、4魚種で生産量全体の9割を占めているが、日本近海には4,000種以上の魚が生息しており、その中には抜群の美味しさを誇るものの、安定的な漁獲や養殖が困難なため、市場には出回ることのない「幻の魚」が数多く存在している。

・魚のポテンシャル

人類は約1万年の歳月をかけて、あらゆる農作物や畜産物を品種改良することで、美味しさや栄養価を大幅に向上させてきた。一方、水産物における品種改良の歴史は100年にも満たず、魚類の品種改良には大きなポテンシャルが秘められている。

同社は、日本近海から最高峰の魚を厳選し、革新的な品種改良技術による独自の魚種開発アプローチによって、これらの魚の“安定生産”と“美味しさの更なる向上”を実現し、世界中の魚食体験に感動を届けるという。

同社の魚種開発アプローチ

異なる品種の掛け合わせにより新品種を生み出す「ハイブリッド化」を駆使し、“抜群の美味しさを誇る幻の魚”と“美味かつ養殖技術が確立された魚”を掛け合わせることで、“最高峰の味”と“安定養殖”を両立する新たなハイブリッド魚を開発していく。

ハイブリッド化とは、異なる品種の掛け合わせにより、“それぞれの優れた特性を併せ持つ新品種”を生み出す方法であり、農作物や畜産物においては広く利用されている。しかし、水産物においては実用性に大きな課題があるため、限定的な利用に留まっている。同社は「代理親魚技法」と「ハイブリッド化」を組み合わせることで、ハイブリッド魚の安定的な生産手法を確立していくという。

また、先天的に不妊であるハイブリッド魚のみを養殖生産することで、生け簀からの流出が起きた際にも、生態系への影響を最小限に留める。“高度な品種改良”と“自然環境のサステナビリティ”を両立することで、魚類養殖の新たな可能性を追求していくという。

投資家からのコメント

Beyond Next Ventures株式会社 パートナー /アグリ・フードリードキャピタリスト 有馬暁澄氏

さかなドリーム社は、日本が世界に誇る水産業において新しい旋風を巻き起こすスタートアップになると確信しています。素晴らしいビジネス推進チームと吉崎先生・森田先生による世界屈指の水産研究チームから成る卓越した創業メンバー、東京海洋大学および同社での研究成果を用いて本当に美味しい日本発(初)の魚を創り出す技術力、そして、水産および養殖業界における新しい収益モデルを確立していく事業将来性は、出資に至った背景でもあります。日本にはまだまだ世界で勝てる産業があり、その一つがアグリ・フード領域だと信じています。同社が目指す「世界一旨い魚を創り、届ける」というミッションの実現に向けて、私たちも全力でサポートしてまいります。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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コメント3件

  • 清水謙行

    清水謙行

    • ミラージュtokyo
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  • 根崎優樹

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    • 株式会社nuage
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  • 金谷敏尊

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