TechTrain、シリーズAラウンドを実施。リスキリングプラットフォームの運営拡大へ
株式会社TechBowlは、株式会社インソース、株式会社ウィルグループ(ウィルグループHRTech2号ファンド)、株式会社シーエーシーを引受先とする総額約3.1億円の第三者割当増資を、シリーズAラウンドにて実施した。今回の資金調達により、エンジニアとしてのスキルアップとキャリアアップを連続して実現できるリスキリングプラットフォーム「TechTrain(テックトレイン)」および濃密なエンジニアタレントプールへのダイレクトスカウトサービス「DirecTrain(ダイレクトレイン)」の開発、広告・マーケティングの強化、人材採用を促進し、さらなるユーザー体験の向上と組織体制の強化を実現していくという。
資金調達の目的
今回調達した資金は、主に「TechTrain」のユーザー数増加を促進するための広告・マーケティング費用、サービスの質と量を向上させるための人材採用、新規サービス「DirecTrain」の開発費用に充てる予定だという。
また、今回のラウンドは特に事業会社に焦点を当てて実施された。ファイナンスのみならず、「TechTrain」と「DirecTrain」の販路を広げ、サービス活用の幅を広げるなど、「一緒に売上を創出できる」パートナーを見つけることが背景にある。
2021年末からのグロース(旧マザーズ)市場の低迷は継続しており、市況の行方を予測するのは難しい状況だ。そのため、投資CFのみを頼りにするのではなく、営業CFによる持続的な企業成長を実現するため、今回は事業会社の人々が株主として参加した。
まだアーリーフェーズのベンチャー企業ではあるが、新規投資家各社が保有するアセットを活用しながら、共に成長を遂げる決意を持ち、エンジニア向けの教育とHRサービス市場を突き進んでいくという。
資金調達概要
・調達金額:約3.1億円
・調達方法:第三者割当増資
・第三者割当増資引受先(敬称略、順不同)
株式会社インソース
株式会社ウィルグループ(ウィルグループHRTech2号ファンド)
株式会社シーエーシー
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