グローバル・ブレイン×SMBCグループ | 300億円の「SMBC-GBグロースファンド」を設立
グローバル・ブレイン株式会社は、将来の日本経済成長を支える有望スタートアップへの出資機能を強化するため、株式会社三井住友銀行(以下、SMBC)、SMBC ベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社と共に、300億円のグロースファンド「SMBC-GBグロースファンド」を設立するという。
日本では多くのスタートアップが設立される一方、ユニコーン企業(時価総額1,000億円超の未上場企業)の数は、米国や欧州に比べ低い水準で推移している。
昨今のスタートアップ不況を受け、海外ではスタートアップ投資金額や件数が2021年第4四半期をピークに減少。中でもレイターステージでの影響が大きく、ダウンラウンドIPOも起きている状況で、資金調達が難しい環境になっている。一方、国内のVC投資金額は2022年以降も大きく減少しておらず、欧米の流れとは異なる動きをしている。グローバル・ブレインではこの状況を、日本のスタートアップ・VCにとってグローバルに飛躍するユニコーン企業創出のチャンスと逆にとらえて、次世代のビジネスを創造していく新たなスタートアップへ積極的に投資していきたいという。
このような状況下、グローバル・ブレインとして国内最大級の規模での支援体制を強化するべく、日本を代表するメガバンクであるSMBCグループと連携し、300億円のグロースファンドを組成するに至ったという。グローバル・ブレインではこれまでもシードからグロースまで幅広い支援を行ってきたが、日本経済にインパクトを与える事業に挑戦するスタートアップに対して数十億円の投資を行うことで、日本発のユニコーン企業創出を引き続き支援していくという。
<同ファンドについて>
・登記上の名称 SMBC―GBグロース1号投資事業有限責任組合
・運用総額 300億円
・運用期間 7年間
・投資対象 ユニコーン企業への成長を目指すグロースステージのスタートアップ(全業種対象)
・無限責任組合員 SMBCベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社、グローバル・ブレイン株式会社
・有限責任組合員 株式会社三井住友銀行
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