安心して買える保証サービス「proteger」を提供するKiva、シリーズAで総額約4.5億円の資金調達を実施
国内・海外の投資家から資金調達を行い、組み込み型保証・保険で各業界のDXを実現
安心して買える保証サービス「proteger(プロテジャー)」を提供する株式会社Kivaは、SBIインベストメントをリード投資家として、ココナラスキルパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、Arbor Ventures、メディアジーン、ALL STAR SAAS FUND、New Commerce Ventures、Plug and Play JapanなどからシリーズAで総額約4.5億円の資金調達を実施した。尚、これまでの投資ラウンド累計総額は約5億円となる。
資金調達の背景
2020年12月に創業し、2021年5月に「proteger」をリリース。昨今のEC市場では、新型コロナウイルスの影響もあり急速に拡大している。一方で、広告費の増加などの背景から新規顧客の獲得が難しく、既存顧客の顧客体験を意識した施策がEC事業者に求められている。そんな中で、顧客体験を向上させる施策の一つとして延長保証サービスが注目され、多くのEC事業者にprotegerを利用されるようになった。
エンドユーザーは、商品購入時に延長保証に加入しておけば商品が破損した場合、交換・修理をすることができるため、不安要素が多いECサイトからの購入障壁が下がり、結果的に新規顧客の獲得や顧客満足度の向上に繋がっている。
今回の資金調達により、安心して買える保証サービス「proteger」をさらに成長させるべく、人材採用の強化及び積極的なプロダクト開発をしていくという。
安心して買える保証サービス「proteger(プロテジャー)」とは
protegerは、ECサイトに最短即日で延長保証を提供するサービス。組み込み型保証を提供している企業としては同社が日本初となる。
protegerの平均保証加入率は32%と、約3人に1人が加入している。延長保証導入後の対象商品におけるCVR(Conversion Rate=顧客転換率)は1.4倍向上し、延長保証が新規購入の障壁を下げると考える。
また、同社で回収した破損商品は廃棄せず修理やリユースをする。より良いものを長く使う、サステナブルな延長保証を提供し、提供保証数は5万点、修理パートナーは国内400拠点にまで拡大した。
2022年5月には、損害保険ジャパンとの提携で信用力、財務基盤のあるパートナーとタッグを組むことによりEC事業者、商品を購入するエンドユーザーの両者に安心・安全の延長保証を提供できるようになった。今後は、EC市場だけでなく、旅行、不動産、自動車、住宅、Webサービス、通信などに組み込み型保証・組み込み型保険を提供していくという。
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