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購入体験プラットフォームを提供するRecustomer、2億円の資金調達を実施

購入体験プラットフォームを提供するRecustomer、2億円の資金調達を実施

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Recustomeは、既存株主であるALL STAR SAAS FUND・Coral Capital・Gazelle Capitalに加え、新規引受先としてモバイル・インターネットキャピタルより合計2億円の資金調達を実施した。

合わせて、新プロダクト「Recustomer 自宅で試着」を公開。調達した資金は、大手ブランド企業の導入へ向け、セールスチームとカスタマーサクセスチームの組織強化とプロダクトのセキュリティ強化に投資するそうだ。

「Recustomer 自宅で試着」の概要と特徴

「Recustomer 自宅で試着」は、同社ECサイトでお試し購入を可能にするサービスだ。試着時は0円で注文を行え、商品が届き試着をした後、購入しない商品は返送、購入を決定した商品分の金額を自動決済する。ECサイトで実際の商品の試着ができることにより、購入時の「実物が見れない」という買い物客の不安を払拭し、購入率を向上させる。


事業者のメリット

■購入率や平均注文単価の上昇、顧客満足度の向上に繋がる

“ECで購入した商品”を試着をするのではなく、“実物を自宅で試着し購入を決定した商品”のみ支払いが行われるため、買い物客は安心して購入ができる。これにより、商品の購入率や平均注文単価の上昇を見込める。実際に、Recustomerを導入したECサイトでは、買い物客が複数商品を注文し、そのうちの過半数を購入する例が増えているという。

■買い物客の潜在ニーズを取得できる

「Recustomer 自宅で試着」を導入すると、買い物客に対して購入理由と返送理由に関するアンケートを実施できるため、買い物客のインサイトを取得できる。取得したデータは自社のマーケティングや商品のフィードバックへ役立てられる。

■事業者と倉庫の迅速な連携が行える

Recustomerは、事業者と商品のやり取りが発生する倉庫にも管理画面を提供しているため、返送による検品作業もオペレーションを一貫して実現可能だ。万が一、買い物客から期限通りに商品が倉庫に返送されない場合なども事業者側と倉庫側で現状把握が迅速に行えるという。

買い物客のメリット

■自宅にある商品と組み合わせた“自宅で試着”が可能に

ECサイトで気になった商品を実店舗に行かずとも、気軽に自宅で試着ができるようになる。自宅にある商品との組み合わせも検討できるので、実店舗よりも余裕を持った試着が可能になる。また、これまで買い物客が負担していた送料が事業者負担になることや、コンビニエンスストアにある返却サービス「SMARI」を使用することで、返送に対してのハードルも低くなるという。

■安心してショッピングを楽しめるように

これまでの試着サービスは購入を決める前に決済を行うことが当たり前だった。「Recustomer 自宅で試着」を使用すると、0円で試着ができ、商品の購入を決めてから決済が行われる。購入を迷っている段階で料金が発生せず、安心してショッピングができるという。

資金調達概要

調達金額:2億円

新規株主:モバイル・インターネットキャピタル

既存株主:ALL STAR SAAS FUND・Coral Capital・Gazelle Capital・G-STARTUP 

資金用途:セールスチームとカスタマーサクセスチームの組織強化とプロダクトのセキュリティ強化

Recustomerの今後の展開

Recustomerは、決済領域と注文追跡・返品・注文キャンセル領域から横断的に顧客の購入体験の向上を実現するサービスだ。商品の購入時から商品が手元に届いた後も含めた購入体験を向上させ、EC事業者の売上に繋げる。より多くの事業者にRecustomerを利用してもらうとともに、顧客の最適な購入体験を支えるインフラを目指している。

関連リンク:プレスリリース 

(TOMORUBA編集部) 

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