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アジラ、シリーズBにて阪急阪神不動産のCVCファンド、鎌倉投信より資金調達を実施

アジラ、シリーズBにて阪急阪神不動産のCVCファンド、鎌倉投信より資金調達を実施

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株式会社アジラは、シリーズB 2nd Closingで阪急阪神不動産株式会社のCVCファンドである「HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合」および鎌倉投信株式会社とフューチャーベンチャーキャピタル株式会社(共同GP)が共同運営する「創発の莟1号投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施し、シリーズBラウンド調達総額は約6.4億円となった。また阪急阪神不動産株式会社とは事業提携契約を締結。これによりシリーズBラウンドはクローズとなる。

同社は創業以来、映像解析技術である行動認識AIを独自開発し、多くの企業の製品開発及び課題解決のための支援をしてきた。その経験やノウハウを活かして、当年、施設向けAI警備システム『アジラ』をリリース。大型商業施設やオフィスビルなど導入先も順調に増加し、国内はもとより将来的にはグローバルでの展開も視野に入れているという。今回AI警備システム『アジラ』に関して実証段階から協力した阪急阪神不動産株式会社と事業提携契約を結ぶことで将来の事業拡大を更に加速する。

「いい会社」への投資ポリシーで有名な鎌倉投信株式会社からは事業や「事件事故を未然に防ぐ」という同社ビジョンおよび地域貢献の姿勢への共感から出資に至った。

今回の資金調達及び事業提携により、『アジラ』の拡販体制の増強、行動認識AIの高度化、コーポレートガバナンスの強化を推進していくことで、頑健な事業基盤を構築し、事業成長を進めていくという。

  

出資先コメント

■阪急阪神不動産株式会社 経営企画本部 DX推進部長 山崎 昌尚氏

「私たちは、スタートアップが有する先端技術や革新的な事業手法と当社の経営資源との融合による、お客様への新たな価値提供に取組んでいます。アジラ社は映像解析AIに関する優れた独自技術を応用し、今後、警備機能に留まらない新規機能を順次実装していくことを目指されていることから、当社の幅広い事業領域における連携・共創を期待しております。」

■鎌倉投信株式会社 投資事業部長 江口 耕三氏

「鎌倉投信が創発の莟ファンドを組成する前から、木村社長と皆川CFOには私どもに志高く熱い想いを託して頂いており、そのご期待に応えられたことをとても嬉しく思います。これからの世界において、事件・事故を未然に防ぐ先進予防インフラをアジラが創造し、みんなが楽しく安心安全に暮らせる社会づくりに貢献することを確信しています。志を同じく、世界に飛躍しましょう!」

同社コメント

■代表取締役 木村大介氏

「私たちは行動認識AIで世界一を目指しています。この技術の持つ可能性は果てしなく、今後、様々なシーンでの社会実装が想定されています。今回のラウンドで様々な業界におけるトップクラスの企業の皆様や、社会貢献度の高い理念を掲げた投資家の皆様が資本参加してくださった背景には、その技術や、それを応用した「施設向けAI警備システム」のポテンシャルをリアルに体感し、胸を躍らせてくださったからだと考えており、そのご期待に応えるべく、本技術を社会課題の解決のために社会に実装し続けること、そして、世界一を目指し続けることをお約束いたします。」

■取締役CFO 皆川芳氏

「創業以来、愚直に行動認識AIの可能性を信じて技術開発を行ってまいりました。この度ご縁があって出資及び事業提携という形でご支援をいただくことになり大変嬉しく思います。これは当社の競争力の源泉である技術力を高く評価いただいたものと受け止めております。各社様からの期待以上に事業を成長させて企業価値を高められるよう引き続き尽力したいと存じます。」

施設向けAI警備システム『アジラ』とは

同社が提供する『アジラ』は、既存のカメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システム。カメラ映像の中から、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができる。AIであるアジラの特徴として、導入後数日間で防犯カメラに映る人々の行動を自ら学習し、それらの行動から外れた通常とは異なる行動(同じ画角内でうろうろしている、きょろきょろしているなど)を「違和感行動」として検知する。これにより、事件や事故が発生する前の予兆行動をも捉え、通知することができるため事故の予防にも寄与するという。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部)

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