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次世代風力発電機を開発する「チャレナジー」 | 前澤ファンドから総額約12億円の資金調達、マグナス風車の大型化開発の本格着手

次世代風力発電機を開発する「チャレナジー」 | 前澤ファンドから総額約12億円の資金調達、マグナス風車の大型化開発の本格着手

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台風もエネルギーに変える「垂直軸型マグナス式風力発電機(以下 マグナス風車)」を開発する株式会社チャレナジーは、株式会社前澤ファンド(代表取締役:前澤友作)を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約12億円を調達したと発表した。 調達した資金は、マグナス風車の大型化開発の本格着手等にあてる予定だという。これにより、日本の風力発電の普及に寄与していく考え。

資金調達の目的と今後の展開

チャレナジーは、2011年の福島の原発事故をきっかけに日本のエネルギー問題に着目し、世界的にも気象環境の厳しい日本において風力発電を普及させるべく、マスナス力と垂直軸を組み合わせた風向風速の変化に強いマグナス風車を開発している。

「マグナス力」の利用により発電できる風速域が広く、プロペラの代わりとなる円筒翼の自転をリアルタイムで制御し、強風による暴走を起きにくくする。「垂直軸型」により風向に依存せず発電できるため、風向きに合わせる必要がなく、激しく風向が変化しても一定の稼働率を維持できる。チャレナジーは、世界で初めてマグナス風車の実用化を成功させ、2018年8月に沖縄県石垣島で10kW機の実証実験を開始した。2020年度には10kW機を量産化し、2021年8月にフィリピンに10kW機の稼働開始を果たしている。

これまでもマグナス風車の大型化の開発を続けてきたが、このたび調達した資金をもとに、更なる大型化の開発に本格着手する。また、採用・組織体制の強化などにもあてる予定だ。これにより、台風などが頻発する日本の風力発電の強化や島嶼部などを中心とした世界各国の非電化地域に、安定した電力普及の実現を加速させていくという。

引受先からのコメント

■前澤ファンド 代表取締役 前澤友作氏 

『宇宙から見た地球は美しくも儚くも見えました。次世代型風力発電マシーンで、全人類に安心安全な電気を届けようとするチャレナジー社の挑戦を全力で応援します。 』

チャレナジーからのコメント

■チャレナジー 代表取締役CEO 清水敦史氏 

『2011年の震災から11年、チャレナジーの創業から8年。 一緒に走り続けてきたメンバーと、今回の出資を決断していただいた前澤さんに、心から感謝いたします。 「風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給する」 このビジョンを、メンバーと、前澤さんと共に実現いたします。 日本発の風力発電機を世界に広げていく仲間を募集しています。 皆様のご応募をお待ちしています!』

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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