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小規模事業者向けシステム伴走型顧客獲得プラットフォームを運営する「YZ」、資金調達を実施

小規模事業者向けシステム伴走型顧客獲得プラットフォームを運営する「YZ」、資金調達を実施

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システム伴走型顧客獲得プラットフォーム「mycsess(ミクセス)」を運営する株式会社YZは、 サイバーエージェント・キャピタル、レオス・キャピタルパートナーズ、三菱UFJキャピタル、コムレイズ・インキュベートを引受先とした第三者割当増資により、総額1億円の資金調達をプレシリーズAラウンドとして実施した。

今回の調達により、マーケティング強化による更なる事業拡大、及びプロダクト開発の強化、人員増強を進めていくという。合わせて、地域経済を支え、持続的な成長を志向する小規模事業者をブートストラップカンパニーと呼び、更なる事業支援を行うためのコミュニティ作りや、各地方自治体・地銀・信金などの金融機関と連動したアクセラレーションプログラム、ピッチイベントなどを開催していく。第一弾として6月9日に小規模事業者に特化したピッチイベントを行う予定だ。

「mycsess(ミクセス)」とは

mycsess(ミクセス)は、従業員20名以下の小規模事業者を主な対象とし、システム伴走型の顧客獲得を支援するプラットフォーム。小規模事業者の多くは営業を専属で担当する社員がおらず、代表自ら営業活動を担当している。「mycsess(ミクセス)」は、営業活動をシステムで伴走し、次に行うアクションをナビゲートすることで、営業活動を効率的かつ円滑に進めることができるだけでなく、独自の登録データベースへのスカウトやレコメンドによるマッチングを行うプラットフォームとしても活用でき、売上拡大を包括的に支援している。

サービス開始後、わずか約9ヶ月で1社最大2000万の売上向上を実現し、支援業界はHPや動画など制作を中心とする受託系や研修・コンサルなどの人材系、小売や飲食、介護施設などの店舗系など幅広くカバーし、累計130社(※) を超える企業に向けて支援を実施してきた。

※2022年4月時点


 

小規模事業者を取り巻く近況

2022年度版中小企業白書・小規模企業白書の発表によると、小規模事業者はここ3年で毎年4万件を超える企業が廃業しており、これは民間調査が開始された2000年以降で過去3番目の高水準となっている。

また事業見直しの取り組みも約86%の企業が必要に迫られており、加えて約59.7%の企業が「営業・販路開拓(営業力・販売力の維持強化、新規顧客・販路の開拓)」を自社の経営課題であると回答しており大きな課題となっている。

しかし、多くの営業代行サービスは、小規模事業者にとって費用が見合わず、またサービス提供者にとっても効率が良くないことが多いため、導入前に断られてしまうという課題があった。

mycsess(ミクセス)は、営業代行をシステム伴走型にすることにより、3万円からの月額費用+5%の成果報酬という価格設定を実現し、小規模事業者でも無理なく導入することができる。

地方自治体、地銀、信金を始めとする地域の支援者との様々な取り組みを開始

まずは第1弾として6月9日に小規模事業者に特化したピッチイベントを行う(10社登壇予定)という。加えて、地域貢献し、持続的成長を掲げる小規模事業者(ブートストラップカンパニー※)の事業支援をするアクセラレーションプログラムを11月に開始し(応募受付は8月ごろを予定)、コミュニティも立ち上げる。また今回調達のパートナーを始めとした支援者の拡大、地方自治体・地銀・信金との連携も強化していくという。

※同社が作り出した造語で、地域に根ざして持続的成長を目指す小規模事業者のことを指す

今回の資金調達の目的

今回の資金調達により、システム伴走型顧客獲得プラットフォーム「mycsess(ミクセス)」のマーケ、開発強化及び、各種ポジションの採用を増強し、さらなる事業拡大を目指す。合わせて、自治体連携やパートナー連携を進め、事業成長を加速していくという。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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