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ソラコム×アトムテック | 資本業務提携により、クラウドカメラサービス分野を強化

ソラコム×アトムテック | 資本業務提携により、クラウドカメラサービス分野を強化

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IoTプラットフォームを提供する株式会社ソラコムと、IoTスマートホーム製品を開発・製造販売するアトムテック株式会社は、ビジネス分野でのカメラ活用を推進するため、ソラコムからの出資を伴う、資本業務提携の契約を締結したことを発表した。本協業の第1弾として、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を2022年5月18日より提供開始している。

資本業務提携に至った背景

アトムテックは、便利で快適なIoT製品の開発・提供により人々の生活を豊かなものにしていくことを理念として2019年8月に設立されたベンチャーだ。「日本のスマートホーム製品に革命を起こす」をスローガンに、従来の発想に囚われない斬新なアイデアで開発した製品の普及を推進している。主力のスマートホームカメラATOM Camは、高画質・高性能・多機能でありながら群を抜く低価格で提供するという製品コンセプトが幅広い支持を集め、発売して2周年となるこの5月にはシリーズ累計販売が15万台超に達している。

一方でソラコムは、「IoTの民主化」を掲げ、これからの社会を支えるIoT技術をより多くの人がより手軽に使えるようにすることを目指し、IoTプラットフォームSORACOMを提供している。SORACOMのIoT通信やシステム構築・運用をサポートするサービスを提供することで、ユーザーは短期間で、IoTシステム活用にかかるトータルコストを抑えながらIoT活用をはじめられる。製造、物流、一次産業からコンシューマー製品に至るまで、20,000を超えるさまざまな業界・規模のユーザーに活用されているという。

昨今、さまざまな業界でデジタル化による業務変革が進んでおり、センサーやカメラ等を用いたIoTシステムの活用も急増している。これまでは映像による現場や作業の記録する用途が主流だったが、通信と組み合わせることで混雑度のチェックや、点検業務のリモート化など、現地に赴くことなく、必要な時に状況を把握する用途でも利用が拡がっている。

ソラコムとアトムテックは、本提携を通じて、ソラコムが保有するビジネスシーンにおけるIoT活用の知見と、アトムテックが保有するスマートホーム製品・サービスにおける知見、および双方の技術を融合し、ビジネス分野のデジタル活用を促進するソリューションを共同開発していく考え。協業の第1弾として、2022年5月18日よりソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を共同開発し、提供開始している。

ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」詳細


■特徴

- フルHDの高解像度、夜間でもカラー映像でみられるカラーナイトビジョン

- スマホとWi-Fi(もしくはLTEルーター)があれば利用をはじめられる

- 動きや音などの変化をカメラが検知した場合に短時間の動画を保存する「クラウドモーション検知”無制限”録画」機能

- 映像を常時録画し、クラウド上で保存する「クラウド常時録画」機能。契約ライセンスに応じて7日、14日、30日間の保存に対応


試用版(プライベートベータ)利用企業のコメント

■AGC株式会社 資材・物流部 プロフェッショナル 高橋 正人氏

『AGCは、この度リリースされたクラウドカメラサービス「ソラカメ」の発表を心より歓迎いたします。「ソラカメ」のプライベートベータに参加し実際に試したところ、複数台設置しやすい手頃な価格帯に加え、リアルタイム性の高い映像配信が可能な点を評価しています。工場などの作業では、現地に行かずに手元のパソコンやスマートフォンで、リモートから状況を把握したい場面が数多くあります。「ソラカメ」は、工場の設備機器のメーター遠隔確認や、工場の状況モニタリングなど、活用できる場面は多いと感じました。Web UI、セルラー搭載カメラ、AIマーケットなど、IoTプラットフォームを提供するソラコムらしい次の展開にも期待しています。』

■寺田倉庫株式会社 MINIKURAグループ グループリーダー 浅見 開氏

『今回、「ソラカメ」のプライベートベータに参加し倉庫でのカメラテストを実施しました。暗い場所でのナイトビジョン対応をはじめ、想定より鮮明な映像を記録することができました。本プログラムを通して、作業員のモニタリングや安全管理などへの活用の可能性を感じました。』

■長崎空港ビルディング株式会社 代表取締役社長 幸重 孝典氏

『クラウドカメラサービス「ソラカメ」の発表、おめでとうございます。「ソラカメ」は、そのリーズナブルな初期費用と月額課金のサブスクリプション型の利用料金というサービス体系が、試したい場所にさっと設置して、気軽に使い始めやすいと感じました。加えて、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末で状況を閲覧できること、さらに閲覧者と設置されているカメラ側にいる人が音声通話ができる機能は、空港という広いエリアを管理する上で、色々なシチュエーションで使えそうです。お客様へのサービスの向上や施設管理という点から、「ソラカメ」の活用を前向きに検討して参ります。』

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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