アンドパッド×東邦ガス株式会社 | 都市ガス業界における効率化に向けた新プロダクトを開発
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドと都市ガス事業を展開する東邦ガス株式会社は、都市ガス導管事業における維持管理業務の更なる効率化に向け、新プロダクト開発のための共同プロジェクトを開始した。
背景
都市ガス導管事業では、ガス設備（配管や付属設備）の整備や保守点検などの維持管理事業を行っており、都市ガスの安定供給を通じ、安全・安心を提供しているという。
都市ガス導管事業の現場では、ガス管の埋設や測量、点検など多岐に亘る業務を行う必要があり、デジタル技術の活用によりこれらの広範にわたる業務の更なる効率化が期待されているという。
また、アンドパッドでは建設業界の業務効率化にデジタル技術で貢献してきた。現在、東邦ガスにおいても、施工管理業務にANDPADの活用を進めている。この共同プロジェクトによって、ガス管関連事業のみならず、インフラ全体への展開および貢献が可能と見込み、同取り組みを行うことを決定したという。
目的
アンドパッドと東邦ガスは、デジタル技術を活用した更なる業務の効率化に向け、ガス管の竣工図書作成および維持管理業務に関するANDPADの新プロダクトの開発に取り組むという。
プロダクト概要
現在、ガス管の敷設工事後、ガス管の位置情報を現地で測量し、竣工図書を作成している。その後、竣工図書を基にマッピングシステム（導管網図）へガス管の位置情報を登録し、維持管理に活用している。
今回、開発予定の新プロダクトでは、点群データを活用し、ガス管の埋設情報などのガス管敷設状況を3次元データとして取得し、竣工図書として活用することを計画しているという。従来よりも素早く正確な情報取得・管理の効率化を図ることで、課題解決に取り組むという。
同プロジェクトは、2022年度中に新プロダクトに関する要素技術の開発・実証実験を行う予定。十分な効果が確認できた際には、ガス導管に加え、水道をはじめとした他インフラへの展開も目指すという。
今後もアンドパッドでは、さらなる業界課題の解決に取り組み、建設業界全体のDX化を推進し、社会に貢献していくという。
▲取り組みイメージ
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