エプソン販売 | 環境への取り組みなど、社会課題解決に向けた顧客との共創の場を、東京 丸の内と赤坂にオープン
エプソン販売株式会社は、2022年3月24日(木)に社会課題解決に向けた顧客との共創の場として、ショールーム『EPSON SQUARE MARUNOUCHI(エプソンスクエア丸の内)』をリニューアルオープンする。またこれに加えて『EPSON CREATIVE SQUARE AKASAKA(エプソンクリエイティブスクエア赤坂)』を新規にオープンすると発表した。
取り組みの背景
エプソンは、2021年3月に長期ビジョン「Epson 25 Renewed」を定め、「持続可能でこころ豊かな社会を実現する」という“ありたい姿”の実現に向けて、事業を通じた社会課題解決に取り組んでいる。
このたびオープンする2つのショールームは、ありたい姿の実現に向けた取り組みの中で重要と位置付けている「環境・DX・共創」をキーワードに、エプソンの技術・商品・サービスの紹介を通じて、顧客と共に社会課題解決を行う重要な拠点となる。また、昨今変化の著しい社会情勢にも対応し、ショールームのリアルな場とオンライン技術を融合させることで、来訪者はもちろん遠方の顧客に対してもエプソンの取り組みを発信するという。
『エプソンスクエア丸の内』
『エプソンスクエア丸の内』は、顧客にエプソン商品やサービスを体験・体感してもらうことを通じてソリューション提案を図るショールームとして、2019年5月にオープンした。このたびエプソンの長期ビジョンの改定を機に、環境への取り組みなど、より具体的な社会課題解決に向けた発信を行うとともに、顧客・パートナーと課題解決を図る共創の場としてリニューアルオープンする。
新ショールームの1Fは、新たに「イノベーションエリア」を設置し、「コンシューマーエリア」との2つのエリアで構成されている。「イノベーションエリア」は、エプソンの持つ技術や環境への取り組みなどを紹介するとともに、顧客やパートナーとの交流で生まれる社会課題解決へのアイデアを具現化していくことを目指したスペースとなっている。
館内では、エプソンの幅広い商品からサービス、要素技術の提案を通じて、社会課題を解決するアイデアを紹介する。また、新たに共創の窓口となるコラボレーションマネージャーが常駐し、気軽に相談できる体制を整える。そうすることで、アイデアの実現をサポートする。
<イノベーションエリアでの提案内容>
●ニューノーマル時代において、コミュニケーションの活性化や環境負荷低減につながる新しい働き方、ライフモデル
●アパレルなどの小売りビジネスにおいて、製造や販促のあり方をDXにより変革し、サプライチェーンの無駄を減らすことで環境負荷を抑える、新しいビジネスモデル
●モノづくりの現場における、部品製造や自動化技術、そしてプリントヘッドなどの要素技術を用いて新たな製造プロセスを創造し、環境負荷低減や労働環境の改善につながるアイデア
▼独創の技術を使ったサステナブルなモノづくりを紹介
また、他社との共創により生み出された事例を展示等で紹介するとともに、オンライン配信可能なステージから、セミナーやトークイベントといった、社会課題を解決するためのヒントになるイベントも実施する。
その他1Fではフォトやウオッチといった商品・技術の紹介、ギャラリーなどフォト文化の醸成の場とする従来のショールーム機能を備えている。またビジネス商品のデモンストレーションも継続して行う。
2Fでは新たに「産業用ロボットのテストラボ」を設置。テストラボでは顧客の機器導入検討や導入トレーニングといったサポートを実施する。
『エプソンクリエイティブスクエア赤坂』
『エプソンクリエイティブスクエア赤坂』は、商業・産業向け大判インクジェットプリンターの豊富な商品ラインアップや成果物の紹介など、エプソンのプリンティング技術によるクリエイティブな発想を喚起する体験ショールームだ。
▼赤坂ショールーム内の鳥瞰イメージ
ショールーム内は、各種大判インクジェットプリンターの商品展示をはじめ、プリントによる多種多様なアイデア提案を行うディスプレイエリア、商談コーナーなどで構成され、顧客のビジネスにおける新たなアイデア発見の場を目指す。
展示商品は、各種大判プリンターだ。サイン系機種(エコソルベント/レジン/UV)、捺染系機種(昇華転写/ガーメント)、プルーフ系機種(水性顔料)、業務用写真・プリントシステムなど、幅広い商品ラインアップを一堂に展示する。そのほか、デジタル捺染機「Monna Lisa」で天然繊維から化学繊維まで幅広い素材に、高精細でかつ階調豊かに印捺されたサンプル展示も行う。
注:水性カテゴリーのフォト、ポスター・CAD(ビジネス向け)系機種は、エプソンスクエア丸の内で展示。
また新ショールームは、環境配慮型ショールームをコンセプトに、社会課題解決に向け顧客と共に新たな価値を創造していく場として位置づけている。内装にはカーボンニュートラル材や海洋プラスチックを再利用した天板、廃材をリサイクルした床材など環境に配慮した素材を使用。
またショールームの天井ルーバーや壁面クロスなどには、エプソンのプリンターを使って出力したプリント材を使用して演出するなど環境配慮とプリントアイデアが施されている。プリンター展示だけでなく、プリンターを活用した成果物の提案、エプソンの「プリント」と「プロジェクション」の技術を活用し、魅力的な装飾でありながらも、廃棄物削減など環境に配慮したサイン&ディスプレイの提案も行っていく。
▼天井ルーバーには、エプソンのプリンターで出力したオリジナルの木目柄を張り込み、空間全体をプリンティングで演出
エプソンは、『エプソンスクエア丸の内』『エプソンクリエイティブスクエア赤坂』の2つのショールームを通じて、エプソンの技術・商品・サービスが生み出す価値をより幅広く発信することで、顧客と共にさまざまな社会課題の解決に取り組んでいく考えだ。
注:ショールーム画像は、すべてイメージ。変更となる可能性もあり。
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