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リテールテックの「アドインテ」 | グローリー、Sony Innovation Fundなどから28.6億円の資金調達

リテールテックの「アドインテ」 | グローリー、Sony Innovation Fundなどから28.6億円の資金調達

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IoTとAIを活用し流通小売・メーカーDX支援、リテールメディア開発・運用を行う、株式会社アドインテは、グローリー株式会社に加え、新たにSony Innovation Fund by IGV(※)などを引受先とする資本参加を受けたことを発表した。これにより、総額52億円の資金調達と資本参加の実施が完了したという。

※ Innovation Growth Ventures株式会社(IGV)は、Sony Innovation Fundと株式会社大和キャピタル・ホールディングスが運営している。

資金調達の背景

アドインテは、創業以来、人・モノ・流通の変革を促し持続可能な社会の構築を目指すことを社会的責務として、様々な社会課題・経営課題を解決していくソリューションサービスを提供してきた。

昨今では、IoTやAIなどのテクノロジーを活用した流通小売業のDXが進むにつれ、今までデータ化されていなかったオフラインの消費者行動が可視化され、さらには店頭のアナログ販促のデジタル化も進み、リアル空間データとID-POSデータなど既存のデータ資産を掛け合わせることで、店舗を起点としたリテールメディア事業が国内外で大きく成長している。

消費者ニーズの多様化や消費行動変化を捉えた購買起点でのマーケティングデータ基盤は、昨今、Googleから発表された3rdパーティCookie利用の段階的な制限などWEB広告の活用方法が世界的に見直されるタイミングにおいて、プライバシーに配慮しながら広告効果の高いマーケティングソリューションを展開していくために、今後さらに重要になると同社は考えているそうだ。

今回の資本参加により、同社が構築している国内流通総額最大規模のリテールメディア事業のさらなる拡大と、流通小売・メーカー向けDXソリューション開発を強化していく考えだ。



今後の展開

今後もアドインテは、店舗でのユーザ体験向上を目的としたリテールメディア開発・運用など販促DX支援と、流通小売企業と連携したプロダクト開発やサービス強化を進めていく。また、今後控えているデータ連携の拡大や分析レポートの高度化を図り、デジタルマーケティングキャンペーンにおいて、ファーストパーティデータを活用した、精度の高いマーケティング施策の実現を目指していく方針だ。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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