アイデミー×KDDI | 地域のDX人材育成に関する業務提携契約を締結
株式会社アイデミーとKDDI株式会社は2021年11月24日に、地域のDX人材育成に関する業務提携契約を締結。
また、地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)を通じてKDDIより資金調達を実施した。
近年、日本経済の生産性向上のため、デジタル技術の導入などDX推進とDXを牽引する人材の育成が求められている一方、地域においては、地方企業や自治体のDX人材不足からデジタル化に着手でき ない状況となっている。
両社は同業務提携により、DX人材育成コンテンツを共同開発し地域企業に提供することでDX人材の育成に貢献していくという。 また、プロジェクトの企画から運用まで一気通貫で行う伴走支援を通じて、 地域の企業や自治体と共に DX人材育成を推進していく。
さらに、企業のDXを推進するデジタル人材の育成支援を行っているKDDIグループのディジタルグロースアカデミアとも連携することで、広範な対象へのDX教育を提供するべく体制を強化していくという。
なお、アイデミーはAIを中心とするDX人材育成のためのeラーニングプラットフォーム「Aidemy Business」や、プロジェクトの企画から運用までを一気通貫で支援するプロジェクト伴走型支援サービス「Modeloy」を提供し、企業のDX推進を支援している。
同業務提携の内容
DX人材育成コンテンツの共同開発および提供
・共同でのDX人材育成コンテンツの検討
・両社のアセットを活用したDX人材育成の施策検討、実施および地域への展開
KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、 2030 年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定した。社会課題をリスクとして捉えるだけでなく、KDDIならではの強みを生かしたチャンスと捉え5GやIoTなどを活用した 地方創生や、途上国における低廉で高品質な通信サービスの提供など、事業として利益をあげながら、さまざまな社会課題の解決を図るという。
KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいる。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していく。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスネスモデルを構築し、課題を継続的に解決 きる「地域の明日」を創っていくという。
▲KDDIが目指す地方創生の姿
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