モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」のINFORICH | 59億円の資金調達、サービスのさらなる強化へ
株式会社INFORICHは、MRA Investments Pte, LTD、SBSホールディングス株式会社、NEXTBLUE1号投資事業有限責任組合、ネクストユニコーン第2号投資事業有限責任組合、P&Eディレクションズ等より、59億円の資金調達が完了し、累計総額は108億円となったことを発表した。これにより、現在既に国内30,000台の設置となったモバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT(チャージスポット)」をさらに強化していくという。
資金調達の目的
INFORICHは2018年4月より、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を提供している。現在では、日本全国約30,000台、台湾約4,300台、香港約3,000台、タイ約1,000台(※2021年11月時点)の設置が完了しており、世界を紡ぐシェアリングのプラットフォーマーとして、「人を想う社会を創る」をミッションに掲げ事業の推進をしている。
INFORICHは、これまで「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに、設置台数の拡大、専用アプリがなくても「ChargeSPOT」を利用してもらえるようキャリア系決済アプリとのミニプログラム連携を行うなど、利用者の利便性向上に努めてきたそうだ。
また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、「ChargeSPOT」バッテリーの抗菌・抗ウイルス加工を順次進め、利用者へ安心・安全なサービスを提供し続けている。今回の資金調達により、「日本発世界共通」で利用できるバッテリーシェアリングのインフラとして、防災、環境保護、街づくりに貢献していきたい考えだ。
今後の展望
「ChargeSPOT」は、年内35,000台、2022年に60,000台、2023年に100,000台と設置を拡大し、日常生活に必要不可欠な生活インフラとなることを目指す。今後も、INFORICHは、世界を紡ぐシェアリングのプラットフォーマーとして、ボーダーレスに人々の想い・文化をつむぐサービスをカタチにし、価値のある未来を提供していくという。
※関連リンク:プレスリリース