アストラゼネカ×MICIN | パートナーシップ契約を締結、肺がん領域における周術期ケアアプリを活用したソリューション共同開発へ
アストラゼネカ株式会社と株式会社MICINは、肺がん領域において、MICINが展開する周術期ケアアプリ「MedBridge(メドブリッジ)」を活用したソリューションの開発を共同で実施するために、パートナーシップ契約を締結した。
パートナーシップ契約締結の背景
肺がんは、日本人のがん罹患数が第3位のがん種で、がん死亡数においても男女合計で1位となっている(1)。その一方で手術や術後補助化学療法(術後に再発予防のために抗がん剤治療を継続すること)により生存率は伸びてきている(2)。
しかし、患者さんが治療選択の意思決定をする際や、実際に治療を受ける際にはさまざまな不安を感じており(3)、納得した治療法の選択や治療の継続が困難になることもある。そのため、診断時から患者さんの治療生活に寄り添い、退院後や術後補助化学療法中も安心して過ごせるような支援が求められているという。
この支援のため、アストラゼネカとMICINはパートナーシップ契約を通じ、MICINが開発している周術期ケアアプリ「MedBridge」をベースとし、まずは、肺がん患者さんの治療意欲向上への素地作りとして、手術前から治療生活をより具体的にイメージしてもらうための体験談の提供を行う計画だという。
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