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ヘラルボニー×丸井グループ | 資本業務提携、利用額の0.1%を、福祉を支えるちからに変えるクレジットカードを発行

ヘラルボニー×丸井グループ | 資本業務提携、利用額の0.1%を、福祉を支えるちからに変えるクレジットカードを発行

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福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す株式会社ヘラルボニーと、株式会社丸井グループは、資本業務提携を締結。2021年11月より新たな提携クレジットカード「ヘラルボニーエポスカード」を発行すると発表した。当カードと連動した企画として、有楽町、国分寺、新宿本館にて期間限定のポップアップストアを出店する。さらに、11月11日には有楽町マルイ全館の売上0.1%をヘラルボニーに還元する「社会還元デー」を開催。本事業を通じて、両社はシナジーを最大化できる共創を推進していく考えだ。

本提携の背景と目的

ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉領域の変革と拡張を目指すスタートアップ企業だ。2018年7月の創設以来、日本全国の主に知的障害のある作家とライセンス契約を結び、作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場等の仮囲いに作品を掲出する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、多様な事業を展開している。社会の様々なモノ・コト・バショへの起用を提案することで、「障害」というイメージの変革に挑んでいる企業だ。

昨今、ソーシャルグッドに対する社会的関心が高まっている中で「地球や社会にやさしいプロダクトを購入するライフスタイルが定着しつつある。ヘラルボニーは、作家・作家の魅力を、より人々の生活に密接した形で消費者の元に送り届け、福祉領域への持続的な還元を可能とする事業のあり方を模索し続けてきた。今回丸井グループとの提携によって実現した本カードでは、全国的な展開を通じて、社会をよくする「買い方」を生活者に提案し、購買行動を媒介とした福祉領域の拡張を目指すという。

利用額の0.1%を、福祉を支えるちからに変える「ヘラルボニーエポスカード」とは

ヘラルボニーエポスカードは、買い物での利用金額に応じた加算ポイント(200円につき1ポイント・還元率0.5%)から、利用金額の0.1%分を、利用者に代わってエポスカードがヘラルボニーに還元する。また、カード新規入会1件につき1,000円が、エポスカードよりヘラルボニーに還元される。これらは、ヘラルボニーを通じて、知的障害のある作家の創作活動の支援とその普及や、ギャラリーの運営、また福祉団体への寄付として使用される。


デザイン起用作品・作家紹介

▼嶌岡史絵「宇宙」と佐々木早苗の「(無題)」で彩られたエポスカード


■作品名:「宇宙」

作家:嶌岡 史絵(Fumie Shimaoka) 

在籍: サポートネットワークきりん(大阪府)

彼女の作品の特徴は、独特の色彩感覚でコツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描くことだ。当初は、モノクロの作品を描いていたが、次第にたくさんの色を持ち、形を 変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風が確立されていった。高校卒業時の色紙に彼女が記した座右の銘は、「人生予期しないことが起こるからおもしろい」。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。


■作品名:「(無題)」※カードデザインは横向きで展開

作家:佐々木 早苗(Sanae Sasaki) 

在籍:るんびにい美術館(岩手県)

絵画のみならず織り物、切り紙、詩集など、いずれも綿密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。現在の彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。


※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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