Crypto Garage×野村ホールディングス | 資本業務提携により、暗号資産ビジネスプラットフォームの共同開発へ
株式会社デジタルガレージの子会社で、フィンテック分野におけるブロックチェーン金融サービス事業を展開する株式会社Crypto Garageは、2021年10月に、野村ホールディングス株式会社、および株式会社デジタルガレージを引受先とする第三者割当増資を実施した。なお本増資後も、デジタルガレージは引き続きCrypto Garageをグループの子会社として運営する。
業務提携の背景
Crypto Garageはこれまで、国内外の暗号資産取引業者に向けて、「SETTLENET」などのブロックチェーン関連決済サービスや付随するプロダクト群を提供している。また、2021年6月には、国内暗号資産交換業者とカバー業者間の取引の媒介サービスの提供を目的に、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者として関東財務局への登録を完了した。
Crypto Garageは、グローバル金融サービス・グループである野村ホールディングスとの資本業務提携を通じ、暗号資産ビジネスプラットフォームを開発・推進する。今回の第三者割当増資に併せ、Crypto Garageは、野村ホールディングス、および野村ホールディングスが出資を行うJerseyのKomainu社と、日本国内での法人向けデジタルアセットカストディ事業の協業の検討に向けた基本合意書を締結したという。
海外を中心に大手金融機関による暗号資産サービス提供が相次ぐ中、Crypto Garageが培ってきたBlockchain技術と、野村ホールディングスの金融事業知見、および信用力を融合させ、機関投資家にも安心して暗号資産取引に参入できる環境を提供する。Crypto Garageは今後、日本における暗号資産市場の健全な市場形成とエコシステムの発展に貢献していく考えだ。
第三者割当増資の概要
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