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ヘラルボニー × ヤマハ発動機 | 障害のあるアーティストの作品を起用した、車いすのアートスポークカバーを発表

ヘラルボニー × ヤマハ発動機 | 障害のあるアーティストの作品を起用した、車いすのアートスポークカバーを発表

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株式会社ヘラルボニーが運営するアートライフブランド「HERALBONY」は、ヤマハ発動機株式会社とコラボレーションし、9月24日より車いす用アートスポークカバーを発売すると発表した。

背景

 「HERALBONY」は、これまで障害のある作家が描く“異彩”のアートをファッションアイテムに落としこみ、社会に新しい価値を生みだすことに挑戦してきた。今回、1996年から電動車いすユニットや電動車いすとその関連製品の進化と熟成を重ね、より多くの人に移動の自由を提供することに取り組んできたヤマハ発動機とコラボレーションすることで、人々の体の一部として移動を支える車いすをアートで彩るという選択肢を社会に提案するという。

アートスポークカバー概要

今回発売するアートスポークカバーは、「自分らしさを表現したい」「個性を大切にしたい」という車いすユーザーの気持ちに応え、車いすをアートで彩る選択肢を提案する。


■購入方法:ヤマハ電動車いす取扱店(詳細はアートスポークカバーサイトより) 

■販売期間:2021年9月24日より

■販売商品:アートスポークカバー:29,700円(税込)、16インチのみ26,400円(税込)

参画アーティスト


■作品名:「(無題)」

■作家:佐々木 早苗 氏

■在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)

絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。2019年現在の彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。


■作品名:「プール」

■作家:松本 真由美氏

■在籍:のぞみの家(東京都東久留米市)

歩くことが大好きで車椅子に座っていても気分が良くなると両足がぴょんぴょんと跳ねる。絵画の時間も歩きながら鈴の音がする筆を持って、叩くように時に撫でるように楽しみながら絵を描いている。踊るように描いている様が松本さんの楽しさを連想させ、弾けるタッチで楽しかった思い出が蘇るよう。

ヤマハ発動機株式会社(協力会社)について

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や四輪バギー、電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業、さらには、ファイナンス事業など多軸に事業を展開。世界30ヶ国・地域のグループ140社を通じた開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいる。今や、同社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9割を海外で占めるに至っている。

アートライフスタイルブランド「HERALBONY」について

ブランド名「HERALBONY(ヘラルボニー)」という聞き覚えのないその単語は、知的障害がある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃に⾃由帳に記した謎の⾔葉。そのため「ヘラルボニー」には「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・ネクタイ等)をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販路を拡張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイクルするサスティナブル商品も手掛ける。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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