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サブスク型イベント予約プラットフォームを展開する名大発ベンチャー「Sonoligo」、約7千万円調達

サブスク型イベント予約プラットフォームを展開する名大発ベンチャー「Sonoligo」、約7千万円調達

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Sonoligoは合計約7千万円の資金調達を実施した。個人向けサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo」の関西展開や、法人向け文化コンテンツ提供サービスの開発・販路拡大に投資し、日本に暮らす人々の文化体験機会を創出していくという。

文化体験のサブスクサービス「Sonoligo(ソノリゴ)」などを提供する名古屋⼤学発ベンチャーの株式会社Sonoligoは、今回、既存株主であるBeyond Next Venturesに加え、トビラシステムズ株式会社、個人投資家を引受先とする第三者割当増資、また、日本政策金融公庫より、合計約7千万円の調達を実施した。このうち3千万円は、日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンを活用した融資という。

会社概要

Sonoligoは、音楽・スポーツ・アートなどの各種オンライン・オフラインイベントを月額980円〜2,980円(税込)で楽しめるサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo」を開発・運営する名古屋⼤学発ベンチャー。⽼若男⼥すべての⼈が、⽇常的に⾳楽・スポーツ・アートといった⽂化イベントに簡単・手軽に参加できる仕組みをつくることにより、文化あふれる豊かな社会をつくることを目的に創業された。

資金調達の目的・今後の展開

2021年内にサブスクサービスの関西地方での展開を計画しており、そのための資金とマーケティング費用・人件費に投資するという。また、ますますニーズの高まるWell-Being(ウェルビーイング)分野において、文化の持つ力を生かし貢献することを目的に、社員や会社の文化活動推進に取り組みたいすべての企業を対象とした法人向けサービスの開発、またその販路拡大に投資するという。法人向けサービスでは、昨年より積極的に取り組んできた500以上のオンラインイベントや良質な動画コンテンツといった実績を活用し、従業員の文化体験や社内の交流・つながりを創出する仕組みを提案。働く人々のWell-Beingを高めることが、新型コロナ感染症の影響などで顕著になりつつある職場の様々な問題の解決につながると考え、注力していくという。

同ラウンドでの引受先

・Beyond Next Ventures株式会社は、2019年3月に東海広域5大学2号ファンドを設立し、ギャップ(起業前)・シード・アーリーステージの東海広域5大学に由来する企業を中心として、幅広いテクノロジー領域に投資を行い、起業準備から起業後のエクイティ資金の提供、事業成長までを一貫してサポートすることを目的に設立された。今回のSonoligoへの出資は、2019年11月のシードラウンド(5千万円)に続いての追加出資となる。

・トビラシステムズ株式会社は、迷惑電話や迷惑SMSの情報を膨大に収集・分析してデータベースを構築し、特殊詐欺やフィッシング詐欺を未然に防ぐ「迷惑情報フィルタサービス」を提供する企業。また同社は、東海地区のベンチャー企業として初めて、東海地区の次世代の起業家を育成・支援する「Tongaliプロジェクト」のプラチナスポンサーに就任するなど、ベンチャー支援にも積極的に取り組んでいる。

・日本政策金融公庫からの融資は、新型コロナ対策資本性劣後ローンを活用したものである。


Sonoligoは、これからも個人向けの月額定額制サービスや法人向けプランを通し、日本に暮らす一人でも多くの人が様々な文化イベントに出会い楽しむ機会を提供し、利用者の「人生を変える始まり」を創出していくという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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