人工知能テクノロジーの「シナモンAI」、第三者割当増資によりサントリーHDから資金調達、DXを推進
国内でも有数の人工知能（AI）ソリューションを提供する株式会社シナモン（シナモンAI）は、サントリーホールディングス株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施した。顧客のコア業務を革新し、DXを推進することを目指し、AIコンサルティング・AIプロダクトと組織体制を継続的に強化していく考えだという。
背景・概要
シナモンAIは、“創造あふれる社会を、AIと共に”をミッションに、顧客のコア業務を革新し、DXを推進することを目指し、AIコンサルティングとAIプロダクトを提供している。シナモンAIはこれまで国内大手企業を中心に100社以上の取引実績を有し、DX推進の鍵となる幅広い非構造化データ活用への対応力を強みとしている。
今後はシナモンAIが、企業の成長戦略の核として提唱するハーベストループ（データが自動的に蓄積され事業の持続的な成長力につながるループ型のビジネス構造：アーキテクチャー）と、顧客企業の“パーパス”を結びつけることで、顧客企業に競争優位をもたらすAI戦略デザインを描き、顧客企業の持続的な成長を後押しすることを強化していくという。
サントリーホールディングスは、DX（Digital Transformation）とオープンイノベーションを推進している。同社が目指すお客様・社会への新たな価値提供の実現に向け、シナモンAIがハーベストループの構築やパーパスドリブンなAI成長戦略の実装を後押していく構えだ。
サントリーホールディングスからのコメント
『サントリーホールディングスでは、有望なスタートアップ企業への投資や提携を強化することで、オープンイノベーションの推進を通じて、既存事業でのイノベーションや、新たな成長領域の創出を目指しております。シナモン社のパーパスドリブンなAI成長戦略と、当社のお客様・社会に新しい価値を提供していきたいという思いが合致したことから、同社への資本参加を決定しました。シナモン社とともに、サントリーグループのDXのさらなる加速を図ります。』
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