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住友生命保険 × エクサウィザーズ | “Well-being Tech”領域で業務提携、CVCファンドから出資も

住友生命保険 × エクサウィザーズ | “Well-being Tech”領域で業務提携、CVCファンドから出資も

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AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズは、住友生命保険相互会社(以下「住友生命」)と業務提携したことを発表した。また、住友生命のCVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」がエクサウィザーズの既存株主から一部株式を取得したことも同時に明らかにした。

このたびの業務提携では、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションのもとAIの社会実装に取り組むエクサウィザーズと、「一人ひとりのよりよく生きる=Well-being(※1)」に貢献することで「社会になくてはならない」生命保険会社を目指す住友生命が、Well-being Tech(※2)領域での新事業・新サービスの創出に取り組む。

業務提携に至った背景

住友生命では、健康増進型保険「Vitalityプログラム」(※3)を中心とするWaaS(Well-being as a service)(※4)エコシステムを構築し、様々なWell-beingサービスでお客さまとつながり、そこから得られる多様なデータを活かして、一人ひとりのお客さまにより適したサービス、最適な保障の提供に取り組んでいる。

一方でエクサウィザーズは、これまで数多くの企業のAI実装を実現してきた実績を活かし、住友生命のデータ分析・AI活用のパートナーとして、住友生命と様々なWell-beingサービスの共創に取り組んでいく考えだ。

(※1)Well-being:人生100年・成熟化する社会で台頭してきた「健康」に対する新たな価値観であり、『身体的・精神的・社会的・経済的に、幸せと感じる状態』ひいては、『そうあるための行動、選択、ライフスタイルを積極的に追求すること』

(※2)Well-being Tech :社会全体のWell-being実現に向けた、AI・データ活用による新事業・新サービス

(※3)Vitalityプログラム:「運動や健康診断などの取組みをポイント化し評価する」という仕組みを通じてリスクそのものを減らす健康プログラム

(※4)WaaS(Well-being as a service):Well-beingに資するサービスエコシステム

協業概要

a. WaaS構想実現プロジェクト

住友生命では、お客さまの健康増進を支えることに加えて、「病」があっても自分らしく豊かに生きるためのサービス(Disease Management)、長い「シニア」期間を自分らしく豊かに生きるためのサービス(Well-Aging)、「加齢」に伴う様々な課題にポジティブに向き合い自分らしく豊かに生きるためのサービス(Wellness Life)等のWell-beingに関わる幅広いサービスが連動したWaaSエコシステムの実現を目指している。

今後、エクサウィザーズの幅広い領域におけるAI技術・知見と住友生命の豊富な顧客基盤・データ等のアセット、さらには様々なパートナーのサービスを掛け合わせることによってWell-being Techを推進し、様々なWell-beingサービスを共創する。その第一弾として、メンタルヘルス領域における新たなAIサービス開発を進める。

b. 営業職員体制の進化プロジェクト

営業職員の活動データなど様々なデータを解析し、AIを活用することで、従来とは異なるアプローチ・視点を取り入れ、お客さまに提供する価値の向上・業務運営の高度化・営業職員の活動・教育・働きがいの向上を図る。これらの取組みを通じて、将来に亘り持続的にお客さまのお役にたてる営業職員体制へと一層の進化を図り、“住友生命「Vitality」”を中核として、お客さまのよりよく生きる=Well-beingを支えていく。

c. AI保険レコメンドシステム開発プロジェクト

これまで両社では、保険離れが進むミレニアル層への訴求、一人ひとりにとって最適な保険選びをテーマにAI保険レコメンドシステム「AIぴったり保険診断」を共同開発し、住友生命グループのメディケア生命保険株式会社のWebサイトでの実証実験を行ってきた。今後は、AI保険レコメンドシステムの一層の進化を図ることで、お客さまのよりよく生きる=Well-beingに貢献していく。

d. データ分析体制強化プロジェクト

Well-being Tech領域での協業や、AIを活用した保険関連サービスの開発を進めながら、エクサウィザーズがデータ戦略アドバイザーの役割を担うことで、住友生命の様々なデータ分析プロジェクトの支援、社内のデータ人材の強化を図る。

両社コメント

■高田 幸徳氏:住友生命保険相互会社 取締役 代表執行役社長 

『住友生命では、Vitalityプログラムを中心とするWaaS(Well-being as a service)エコシステムを構築し、様々な「Well-being」サービスでお客さまとつながり、そこから得られる多様なデータを活かして、一人ひとりのお客さまにより適したサービス、最適な保障をお届けしていきたいと考えております。今般、AI・データ利活用に関して豊富な実績と知見を有するエクサウィザーズと業務提携することにより、従来とは異なる新たなアプローチ・視点も取り入れて、Well-being Tech領域での新事業・新サービスを創出していきます。』

■石山 洸氏:株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長  

『エクサウィザーズは幸せな社会の実現を目指し、超高齢社会における様々な社会課題の解決に取り組んでいます。特に介護・医療・ヘルスケア領域では、一人ひとりが抱える課題をもとに、生き生きとした暮らしをするための新しいAIサービスを開発・提供しています。このたびの業務提携により、住友生命が掲げる「長く健康に、そして自分らしく幸せに生きる時代」を共に目指し、AIやデータを利活用したサービス開発にさらに注力することで、テクノロジーの力で一人ひとりのWell-beingに貢献していきたいと思います。』

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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